徒然獅子日記

2023年12月19日12:00

カテゴリ: 2023年振り返り

柘植世那選手：開幕マスクを被るも故障と不調で正捕手の座は奪えず

打撃不振

森選手のFA移籍により正捕手不在で迎えた今季は柘植世那選手が開幕マスクを被ると4月は攻守でまずまずの結果を残しました。

しかし肘の故障で一時離脱した後は調子が上がらず、弱気な面が目立つという首脳陣の判断により約2ヶ月ファームでの調整が続きました。
夏場に一軍復帰したものの結局打率1割台と低迷したままシーズンを終えました。

離脱前まで高い盗塁阻止率を記録するなど強肩ではアピールできたと思います。
しかしやはり打撃面で結果を残せなかったのは痛かったですし、ファーム調整中に主戦捕手に定着した古賀悠斗選手に差をつけられたシーズンとなってしまいました。

オフには肘の手術を受けたため来季は出遅れる可能性もあります。
しかしチームとしてはまだ正捕手は決まっていないだけに来季の巻き返しを期待したいですし、そのためにもまずはしっかりと肘の状態を万全にして欲しいところです。ー

1軍成績：59試合 125打数23安打0本塁打13打点 5四死球 0盗塁打率.184
2軍成績：29試合 85打数20安打0本塁打8打点 9四死球 0盗塁打率.235

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2023年12月19日06:00

カテゴリ: 雑記/考察

長距離打者に特化した外国人選手補強で来季の戦い方はどうなる？

長距離打者補強

今オフは長距離打者のコルデロ選手を獲得をしました。
更に一部報道のあったメジャー通算114発のアギラ選手についても渡辺久信GMはまだクリアしなければならない事はあるものの調査中である事を認めています。

昨年オフは中距離打者のマキノン選手、ペイトン選手を獲得したのとは対照的に今年は長距離打者に振り切った補強を進めています。
昨年時点では山川穂高選手という軸がいる想定だったためその前後を打つある程度率を残せる選手、更に固定できないリードオフマン候補を獲得したのだと思います。

しかし山川選手が不祥事で離脱した事で打線は破壊力不足に苦しみました。
そのため来季は三振の山を築く大型扇風機と化してしまうリスクはありながらも本塁打で試合の流れを変えてくれる可能性に賭けたのではと思います。

一方で秋季キャンプ動画の中で長谷川信哉選手が来季はチームとして出塁率アップを目指しているとコメントしていました。
今年は阪神が四球の査定をアップさせた事で出塁率が上がり日本一に繋がりましたし、ライオンズでは今季後半に高い出塁率を誇った佐藤龍世選手のような選手を増やしたいのではと思います。

おそらく来季は四球などどのような形ででも出塁したランナーを盗塁やエンドランなど走魂で得点圏に進め、パワーのある外国人選手が返すという形を目指す事になるでしょうか。
そのためにも外国人野手が日本に適応するだけでなく日本人選手の更なるレベルアップが必要となりますが、来季はなんとか得点力をアップさせて打線の力で勝つ試合を増やしたいところです。

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2023年12月19日00:00

カテゴリ: ライオンズ退団選手の動向

へレラ投手は台湾の味全ドラゴンズと契約！

台湾球界

今季限りで退団したへレラ投手が台湾の味全ドラゴンズと契約を結びました。

へレラ投手は昨年途中に育成として入団すると二軍のローテーションに定着しました。
今年はWBCに出場した影響したのか中盤までは不安定な投球が続き、後半戦は状態を上げたものの支配下登録はなりませんでした。

投球スタイルとしてはランナーを出しつつも打たせて取る投球で大崩れする事なく試合を作るタイプでした。
しかし球速は140キロ台とやや物足りなさを感じたのも事実です。
二軍のイニングイーターとしては貴重な存在ではありましたが盤石となりつつある一軍先発陣に食い込める程の成長は見込めないという判断で契約延長はならなかったのかもしれません。

それでも投球術には長けているため台湾では先発ローテに定着できる可能性は秘めていると思います。
まだ若いため将来的にMLBに復帰できるようまずは台湾でしっかりと結果を残して欲しいところです。

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