驚異的なスイングの谷口選手と安藤選手!投手からの野手転向組を開花させられるか?

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驚異的なスイング


今年のドラフトでは独立リーグ徳島では投手だった安藤銀杜選手を野手として育成7位で指名しました。

野手としての練習も行なっていたようで、ドラフト後に徳島が公開した動画では力強いスイングでボールをスタンドまで運んでいました。
打球速度は驚異の180km/hを記録したとのことで、潜在能力を買って指名に踏み切ったのも頷けます。

2年前のドラフトでは同じく徳島で投手だった谷口朝陽選手を育成で野手として指名しました。
こちらもドラフト後に上げられた動画で素晴らしいスイングを披露しており、昨年一緒にウインターリーグに参加した仲三河優太選手もスイングスピードは群を抜いていると評していました。

ただし谷口選手はライオンズ入団後の2年間は三軍でも打率1割台で三振も量産するなど苦戦しています。
やはり野手転向後にレベルの高い投手に適応していくためには時間がかかるのだと思います。

また守備面でもショートとして育成されていましたが、シーズン終盤からは外野起用が増えています。
故障も多いことから守備も含めた野手としての動きにも課題がありそうです。

それでもフェニックスリーグでは打率3割を記録するなど上昇の兆しを見せました。
秋季キャンプでも力強いスイングで打球をスタンドインさせていました。

過去には社会人で投手だった金城選手がプロ入りと同時に野手に転向し、2年目に首位打者を獲得したという稀有な例もあります。
ライオンズでは木村文紀選手が入団6年目に野手に転向すると、その2年後には100試合に出場しました。

安藤選手は大学を経て独立入りしており、高卒1年目でドラフト指名された谷口選手よりも時間がかかるかもしれません。
それでもロマン溢れる谷口選手、安藤選手が一軍レベルに対応できれば打線の破壊力も増すだけに、機能し始めた育成システムの中で才能を開花させてくれることを期待しています。


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2025年振り返り:移籍2年目も外野争いに加われなかった松原聖弥選手

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ファーム調整


シーズン中のトレードで加入した昨年は結果を残せなかった松原聖弥選手ですが、今季も開幕は二軍で迎えました。

それでも渡部聖弥選手の故障などもあり4月に一軍に昇格すると好守で勝利に貢献した試合もありました。
しかし僅か8試合の出場のみで抹消となると以降はファーム調整のままシーズンを終えました。

二軍では調子の良い時期もありましたがチャンスが巡ってきませんでした。
昨年までは固定できなかった外野が今季は西川愛也選手、渡部聖弥選手、長谷川信也選手、更に外崎修汰選手が結果を残したため競争に加われなかった印象です。

そしてオフには戦力外通告を受けてしまいました。
コンディション的にはまだまだプレーできる状態なだけに、獲得に動く球団があるか注目です。

1軍成績:8試合 22打数6安打0本塁打0打点 0四死球 0盗塁 打率.273
2軍成績:76
試合 155打数41安打1本塁打19打点 18四死球 5盗塁 打率.265
3軍成績:出場なし

※3軍成績は手計算のため誤りがあった場合はご容赦ください


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荒削りながらも速球が魅力の堀越投手!近い将来の守護神として期待!

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ドラフト4位指名


5日にドラフト4位指名の堀越啓太投手への指名挨拶が行われました。

最速164km/hという数字が独り歩きしている部分がありますがトレーニング施設で記録した非公式のものであり、堀越投手自身もその数字自体は気にしていなさそうです。
それでも実戦で157km/hを記録するなどストレートが魅力なのは間違いありませんし、スケール感の大きい魅力的な投手です。

ただし制球面などに課題が残る上に、コンディション不良のため秋のリーグ戦では登板がありませんでした。
その中でも担当の斎藤スカウトは初めて見てから素質に惚れ込んでおり、登板が無くとも評価に揺るぎはなかったようです。

もともとはドラフト1位候補にも名前が挙がっていた選手なだけに結果的に4位で指名できたのは大きかったと思います。
またリーグ戦後の明治神宮大会代表決定戦で実戦復帰し150km/hを記録したのも安心しました。

堀越投手はプロではまずは160km/hを記録したいと意欲を見せました。
その点ではライオンズは平良海馬投手など速球派で理論的な選手が多いため良い環境と言えるかもしれません。

なお大学では先発経験もあるものの斎藤スカウトはリリーフ向きと考えているようです。
今年クローザーを務めた平良投手は先発転向や来オフ以降のMLB移籍の可能性があるだけに、スケール感を維持しつつ課題点を改善して近い将来には絶対的守護神として君臨して欲しいです。

また横田蒼和選手と同様に堀越投手もファンクラブに入っていたこともあるなど熱心なライオンズファンのようですので、憧れの球団で長く活躍してくれることを期待しています。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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