初打席初安打初打点
10日の楽天戦の8回に代打で登場した仲三河優太選手はライト前にタイムリーを放ち、初出場初打席初安打初打点という鮮烈デビューを飾りました。
ランナー3塁で前進守備だったため定位置であれば捕球されていた可能性はあります。
それでもファーストスイングでボールを捉えた鋭い打球で、ヒットになるべき当たりでした。
ライオンズのドラフト指名選手の初出場初打席初安打は昨年の村田怜音選手以来だと思います。
その3日後には初打点も記録しましたがその翌日に大怪我を負い長期離脱となってしまいました。
更に初出場初打席初安打初打点となると2013年の美沢将選手以来でしょうか。
2009年ドラフト2位と高い評価で入団しましたがなかなか結果を残せず、4年目で巡ってきた初出場初スタメンのチャンスで初回にいきなりタイムリーを放ちました。
しかしプロ通算ではこの1安打のみに終わり翌年限りで引退しています。
仲三河選手は2020年ドラフト7位で入団したもののスローイングの不安などもあり昨年からは育成契約となりました。
そして昨年は二軍の壁にぶつかったものの、今年は二軍でも好成績を残せるようになり支配下復帰を勝ち取りました。
一軍では上々の出だしとなりましたが今後高いレベルの投手との対戦でまた壁にぶつかるかもしれません。
それでも長打力は魅力なだけに一軍に食らいついていく中で課題も克服してまずは初本塁打も放ち、近い将来の中軸候補として成長して欲しいです。

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