1対1の交換トレード
2010年のオフにライオンズの大沼幸二投手とベイスターズの坂元弥太郎投手のトレードが成立しました。
坂元投手は2000年ドラフト4位でスワローズに入団しました。
地元埼玉の浦和学院高校出身で甲子園では当時の最多タイ記録となる1試合19奪三振を記録しました。
そのためドラフト時には獲得を熱望するライオンズファンも多く、スワローズよりも前に指名するチャンスもあった事を残念がる声もありました。
プロ入り後は2年目から1軍登板を果たし以降もリリーフとして起用されますが安定した成績は残せず、2008年に日本ハム、2010年に横浜にトレードとなりライオンズが4球団目の在籍となりました。
地元凱旋となった2011年には16試合に登板し防御率2点台を記録します。
しかし以降は結果を残せずに2013年限りで引退となりました。
一方の大沼投手は2000年ドラフト1位でライオンズに入団しました。
しかし先発やリリーフとして一定の登板機会を得たものの制球難などにより安定感を欠いていました。
移籍後も不安定さは続き防御率8点台に終わると、2012年は故障により登板機会の無いままシーズン中に引退となりました。
総括
地元出身でドラフト時の経緯から期待するファンも多かった坂元投手ですが、残念ながら活躍を見せる事ができませんでした。
そのためかドラフト1位ながらもライオンズリリーフ陣低迷期の象徴のようになっていた大沼投手を放出したトレードという印象の方が強くなっています。

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