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金銭トレード


2002年シーズンオフに鈴木健選手を金銭トレードでヤクルトに放出しました。

鈴木選手は石毛宏典選手のFA移籍によりレギュラーに定着すると、清原和博選手がFA移籍した1997年には4番に座り東尾監督のリーグ初優勝に貢献しました。
この年は鈴木選手最高出塁率、ベストナインを獲得しています。

その後も東尾監督時代の主軸として活躍しますが徐々に成績が下降していきます。
そして伊原監督が就任した2002年は打撃不振で出場機会を大きく減らすと、オフに戦力外となり金銭トレードで放出という流れとなりました。

すると2003年は新天地で復活を遂げ首位打者争いに加わるなど最終的に打率.317、20本塁打、キャリアハイとなる95打点、リーグ最多の36二塁打を記録して、ベストナインカムバック賞を受賞しました。
翌年もレギュラーとして活躍しますが故障の影響などで徐々に出場機会を減らし、2007年限りで引退となりました。

なお引退試合では代打で出場しファウルフライを放った際に村田修一選手がわざと捕球せず、最終的にセンター前ヒットを放った事でも話題となりました。

総括


移籍後に大活躍を見せた事でライオンズの戦力外という判断には疑問が残りました。
もちろん復活には指導法や球場の広さなどが影響した可能性もありライオンズに残留していても結果を残せたかは分かりませんが、黄金期終盤からこの時期までは功労者に対する見切りが早く、強引に戦力外やコーチ就任を進めていた印象があります。


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