本塁打王争い
2014年は中村剛也選手とメヒア選手で本塁打王争いを繰り広げていました。
中村選手は怪我で出遅れメヒア選手は途中入団だったものの両選手共に8月にホームランを量産しパリーグの本塁打王争いに加わりました。
そして9月21日にトップのメヒア選手が33号を放つと、中村選手も26日、27日の2試合連発で33号となり両選手が並びました。
しかし翌日から中村選手は脚の故障で欠場すると、10月2日にメヒア選手が34号を放ち1本差でリーグ最終戦となるこの試合を迎えました。
中村選手はこの試合もスタメンから外れたため本塁打王争いは決したかに思われました。
しかし7回に代打で登場すると初球を捉えて右中間スタンドに運び、2リーグ制以降初となる同一チームの複数選手による本塁打王獲得、更にメヒア選手は史上初となる途中入団選手による本塁打王獲得という偉業を成し遂げた試合となりました。
この試合ではホームランを放った中村選手を出迎えたメヒア選手が自分の事のように喜んでいた姿が強く印象に残っています。
プレー面だけでなく性格も素晴らしいナイスガイだと改めて認識した試合でした。
そのメヒア選手もコロナ禍で家族と離れた生活を強いられていた影響で残念ながら今シーズン途中で退団となってしまいました。
現役を引退する訳ではないという情報もありましたし、諸々が落ち着いた際にはまた何かの形でライオンズに関わって欲しいと願っています。

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