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借金9


後半戦も5カードを終え各チームとの対戦をひと通り終えました。
しかし勝ち越せたカードは無く後半戦開始時に5だった借金は9まで増えています。

先発投手


高橋光成投手は試合を作り、渡邉勇太朗投手、與座海人投手も勝利投手になっています。
一方で松本航投手、今井達也投手、ニール投手はまだ後半戦勝ち星がありません。

松本投手は7月以降勝ちがなく、今井投手もピンチで失点するケースが目立ってきました。
両投手ともオリックス戦で好投しつつも好投手相手で打線の援護がなかった面もありますが、ローテーションの中心になる投手としては悪いなりにも試合を作って欲しいところです。

ニール投手は状態が上がらず失点が増えてきています。
ファーム調整中の先発陣の状態次第では入れ替えの可能性も出てくるかもしれません。

中継ぎ投手


昨シーズン後半は磐石の勝ちパターンが確立され5回までリードしていれば逃げ切れる確率が高かったと思います。
しかし今シーズンは中継ぎ陣が不調で後半戦もリリーフが打たれた試合がありました。

現状では抑えの平良海馬投手は2試合で失点したものの、森脇亮介投手は復調傾向にありますし増田達至投手も球威が戻りつつあるように思えます。
ギャレット投手は不安がありますが、代わりに無失点記録継続中の水上由伸投手が重要な場面で起用されつつあるため、状態を見極めながらの起用になってくると思います。

ファームでは宮川哲投手も安定感を欠くなど1軍の昇格候補は多くなさそうです。
その中でトレードで獲得した公文克彦投手が結果を残せるかが鍵になるでしょうか。

野手陣


野手陣は日本ハム戦で7点差を追いつくなど調子自体は悪くないかもしれません。
ただし好投手が先発した場合は打線が沈黙し攻略できていないのが響いています。
ベテランの中村剛也選手は4番に固定されていますが、本来主砲として期待される山川穂高選手はなかなか結果がついてきていません。
また前半戦は打線を牽引した呉念庭選手、愛斗選手の状態が落ちているのも響いています。
シーズンを通して1軍で戦うのは初めてのため疲労等があると思いますが、レギュラーの座を獲得するためにも乗り越えて欲しいところです。
また現在チャンスを得ている岸潤一郎選手、川越誠司選手、鈴木将平選手などの若手野手達の飛躍にも期待したいです。

そして栗山巧選手が2000本安打まで残り4本に迫っています。
チーム状態が上がってきませんが良い形で大記録達成の瞬間を迎えたいところです。


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