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スタメン起用


山田潤選手​1993年にライオンズを逆指名してドラフト2位で入団しました。
在籍していた朝日大学からは初のプロ野球選手となりましたが首位打者3回と三冠王を獲得した実績を買われての指名となりました。

主砲候補と期待されながらも入団後3年間は1試合の出場のみで無安打に終わりました。
しかし4年目となる1997年に野球ファンからの注目を浴びる事となります。

この年も終盤戦で3試合に出場したのみで5打数2安打という成績でしたがプロ初ホームランを放っています。
するとその勢いを買ったのか東尾監督はヤクルトとの日本シリーズ初戦で山田選手をスタメンに抜擢し7番レフトで起用しました。
しかし相手先発が石井一久投手だったため左腕対策としての起用でしたが格の違いを見せつけられて抑え込まれてしまいチームも試合に敗れました。
試合後にはヤクルトの野村監督に経験の浅い選手をスタメン起用してくれて助かったと名指しでコメントされてしまう結果となってしまいました。

結局翌年は1軍出場が無くオフには広島にトレードとなりました。
1999年には自己最多の21試合に出場したものの2000年限りで退団しています。

期待されての入団でしたが日本シリーズで命運が変わってしまったように思えます。
起用自体は悪くなかったと思いますが相手が百戦錬磨の野村監督だったというのが不運であり野球人生を左右されてしまったのではと思ってしまいます。

通算成績:30試合 47打数 10安打 1本塁打 3打点 0盗塁 打率.213


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