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ドラフト1位


今年のドラフトでは蛭間拓哉選手の1位指名を公表しています。

球団として外野手の1位指名は西鉄時代の髙橋二三男選手以来52年振りとなります。
他球団も含めて余程の強打者でない限りは外野手の評価は高くなりにくい傾向にあるようです。

埼玉に移転してから昨年までに14名の野手がドラフト1位指名を受けています。

1979年 鴻野淳基 内野手
1980年 石毛宏典 内野手
1981年 伊東勤 捕手
1984年 大久保博元 捕手
1985年 清原和博 内野手
1987年 鈴木健 内野手
1995年 高木大成 捕手
1996年 玉野宏昌 内野手
1999年 高山久 内野手
2001年 細川亨 捕手
2002年 後藤武敏 内野手(自由獲得枠)
2005年 炭谷銀仁朗 捕手
2013年 森友哉 捕手
2020年 渡部健人 内野手

ドラフト1位の評価を受けただけにチームの主力となった選手が多い印象です。
石毛選手、伊東選手、清原選手は黄金期の不動のレギュラーですし、高木選手、鈴木選手は東尾監督時代に中軸を担いました。

また伊東選手、細川選手、炭谷選手、森選手と指名している事から正捕手となり得る選手はドラフト1位で確保しようというチームの戦略が伺えます。

ただし直近の10年に限ると野手のドラフト1指名は2選手のみとなっています。
これは投手陣の整備は必要だった事に加え野手はドラフト中位以下の選手が主力に成長してきた点も影響してきたのではと思います。

しかし一方で2020年以降は貧打に苦しんでいます。
それだけに猛打復活のためにも蛭間選手にかかる大きいのではと思います。
また今季は不振に陥った渡部選手が課題を克服してチームの中軸に成長できるかどうかが今後のチームの補強方針に大きく影響しそうです。


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