熱戦
今年の日本シリーズはこもまで2勝2敗1分で第8戦までもつれる可能性があります。
過去に唯一第8戦までもつれ込んだのが1986年の西武対広島の日本シリーズでした。
初戦はライオンズ2点リードで9回を迎えましたが完封ペースだった東尾修投手が1死から連続本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいます。
以降は渡辺久信投手、松沼雅之投手が勝ち越しを許さなかったものの打線も得点を奪えず延長14回の末に引き分けに終わりました。
しかし土壇場で追いついた広島が勢いに乗ったのか第2戦以降はライオンズが3連敗を喫し崖っぷちに立たされます。
迎えた第5戦は東尾修投手と北別府投手の投手戦で1-1のまま延長戦に突入します。
すると12回裏のチャンスの場面で2番手として登板していた工藤公康投手がそのまま打席に入るとまさかのタイムリーヒットが飛び出し劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
森祗晶監督がこの回に勝ち越せなかった場合は工藤投手に続投させた方が良いと判断した事が結果的に功を奏した形となりました。
これで勢いに乗ったライオンズは結局3連敗の後の4連勝で見事に日本一に輝いています。
なお第8戦では同点本塁打を放った秋山幸二選手がバク宙でのホームインを披露しています。
今年はライオンズが出場できず悔しい日本シリーズですがここまで熱戦が繰り広げられているだけにこのまま第8戦までもつれ込むのか注目です。

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