2020年10月

序盤の失点の大量失点で同一カード3連勝逃す(対イーグルス22回戦)


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ニール投手炎上


先発のニール投手は初回から炎上し2回5失点でKOとなってしまいました。
シーズンを通して不安定な内容が多く、開幕がずれ込んだ事による調整への影響か他チームに研究されてしまったのかは分かりませんが、2年契約のため被安打数は増えてもゴロを打たせて打ち取るピッチングを取り戻して欲しいものです。

2番手の田村投手はエラー絡みで1点を失うも3回1失点と試合を落ち着かせました。
今年はビハインドの場面での登板が多いですが地味ながらもチームとして欠かせない存在になっています。
3番手のギャレット投手も1イニングを無失点に抑えました。

しかし7回から登板した國場投手は2ランを打たれ試合を決定づけられると、3イニングで大量7失点を喫してしまいました。
打線がじわじわと追い上げてきていただけに、味方のエラーがあったとはいえ7回の2失点は防いで欲しいところでした。
しかし最後まで投げ切ってくれたため同点〜リード時の救援陣は温存する事ができ、明日はブルペンデーになりそうですのでその点は良かったのではないでしょうか。

あともう一本出ていれば…


打線はチャンスにタイムリーは出るようになってきましたが、得点を奪った後の畳み掛ける攻撃というのがなかなか出来ません。
特に今日は4回2死満塁、6回1死1、2塁の場面で源田選手にもう一本出ていればもう少し違った展開になったかもしれません。
今日は金子選手が全5打席出塁でチャンスを作っていただけに噛み合わない結果となってしまいました。

明日の先発


今日はロッテもサヨナラ負けしたためゲーム差は変わりませんでした。
明日からはソフトバンク戦ですが今年はメットライフドームでの相性は悪くないため、最低限勝ち越して2位に食らいついていって欲しいです。
そのような状況ですが今井投手は体の張りが取れないとの事で、初戦の明日は平井投手が先発と発表されました。
長いイニングというのはあまり意識せず目の前の打者を1人ずつ打ち取り、継投策で勝利を掴み取りたいところです。




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10/29ファーム結果:上間投手粘投も延長で逆転サヨナラ負け

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上間投手制球に苦しむも粘投


先発の上間投手は制球に苦しみ5四球を与えますが要所を締めて6回1/3を投げて1失点で降板しました。
今日は球数も106球を投げておりイースタンリーグ後半からはローテーションを守って投げられているため19歳のドラフト7位ルーキーとしては十分ではないでしょうか。

2番手以降のリリーフ陣は今日もイマイチな内容でした。
野田投手は2/3回を投げて1失点でなかなか球速が戻ってきません。

中塚投手は1回を無失点でしたが2死から2四球を与えています。
ランナーを出した後投げにくそうにマウンドを外したり1塁に偽投するシーンが見られたため、自分のボールに自信を持って投げ込んで欲しいところです。

1点リードの9回には武隈投手が同点に追いつかれます。
さらに2点を勝ち越した10回には松岡投手が3点を失いサヨナラ負けを喫しました。
松岡投手は制球が安定せず四球を出しストライクを取りに行くと痛打される場面が目立つため、三軍でもう一度じっくり修正しても良い気がしますが今のチーム状況ではなかなか難しいでしょうか。

鈴木選手と愛斗選手猛打賞


打線では鈴木選手が10回の勝ち越し2点2塁打を含む猛打賞を記録しました。
怪我からの復帰後少しずつ調子は上がってきていると思いますが、1軍再昇格にはまだもう少しでしょうか。

また愛斗選手も先制タイムリーを含む猛打賞の活躍でした。
軽く当たったように見えた打球がフェンス際まで飛んで行ったのには成長を感じましたが、それを更にスタンドまで運べるようになると1軍レベルと言えるのかもしれません。


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逃げ切り勝ちで2位と1ゲーム差(対イーグルス21回戦)

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浜屋投手1ヶ月振りの勝利


先発の浜屋投手はピンチを招きながらも5回を無失点に抑えます。
6回に1死満塁から1点を失ったところで宮川投手となりましたが見事1ヶ月振りの3勝目を挙げました。
リーグ最多勝利を挙げている涌井投手相手に勝てたのは自信になるのではないでしょうか。
これで2試合連続の好投となり岡田選手との相性が良いのかもしれません。
6回に制球を乱したためスタミナ面が課題かもしれませんが、その点はオフの自主トレやキャンプを通してプロとしての体力をつけていければと思います。

7回は森脇投手が無失点に抑えますが、8回に平良投手が浅村選手にソロホームランを打たれます。
久々の失点となりましたが新人王争いも白熱していますので、次回登板以降はまた無失点ピッチングを続けて欲しいです。

最終回も増田投手がソロホームランを打たれ更にランナーを出しますが、最後のバッター浅村選手を打ち取り31セーブ目を挙げました。
昨日からの連投となりましたので明日は登板機会のないよう大量リードを奪う展開になる事を期待したいところです。

効果的な得点


打線は2回2死3塁から木村選手の2ランで先制します。
今日もチャンスを逃す展開か…と思ったところでの1発で持ち前の意外性を発揮しました。

さらに1点差に迫られた6回には栗山選手のタイムリー2塁打で2点を追加します。
終盤に追い上げられたため結果的に本当に大きなベテランの一振りとなりました。
理想を言えば続くチャンスで最低でも1点を奪って一気に突き放したいところでした。

2位と1ゲーム差

今日もロッテが敗れたため2位と1ゲーム差に迫りました。
今後も連戦が続きますが目の前の1戦1戦に集中して勝ち星積み重ねていって欲しいです。


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10/28ファーム結果:多和田投手今シーズン初勝利

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多和田投手勝利!


先発の多和田投手は自身のエラーも絡んで2点を失いますが(自責点0)、見事に今シーズン初勝利を挙げました!
6回2/3を投げて被安打7与四死球2という粘りのピッチングだったようですが、94球を投げておりスタミナ面も心配無さそうです。
来シーズンに向けて先発としての試合感を取り戻してくれればと思います。
以降は野田投手、中塚投手、武隈投手、齊藤投手のリレーで無失点で抑えました。
1軍で投げて欲しいメンバーですが今シーズンはもう2軍調整で終わりそうでしょうか。

高木渉選手4四球


打線はベイスターズ投手陣の制球難もあり11四球を選びました。
特に高木渉選手が4四球を選んでおり、今日のように難しい球に手を出さずに見極められるようになってくれば1軍でも結果を残せるようになるのではないでしょうか。

ただし打線は5点を奪うも13残塁を記録しました。
あと1本が出ないというのは今の1軍に近い状況ですが、1軍昇格のチャンスを掴むためにも相手の隙は見逃さず畳み込むような攻撃を見せて欲しいものです。





2020年支配下ドラフト指名選手

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1位:渡部健人選手


他チームを含めたドラフト全体での最大のサプライズ指名だったのではないでしょうか。
しかし次世代の主砲になり得る三塁手という事で補強ポイントにも合致していますし、個人的にも指名して欲しい選手でした。

ぽっちゃり体型の長距離砲で秋のリーグ戦ではリーグタイ記録の8本塁打、リーグ戦新記録の23打点を記録しました。
一方で高校時代はショートを守っているなど守備も悪くなく50mを6.3秒で走る脚力もあり、さらに明るい性格というまさにライオンズっぽい選手ではないでしょうか。

所属していた大学リーグのレベルは高くないため1年目からバリバリ活躍とはいかずプロの球に慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、その点は山川選手育成の実績もありますし数年後にはおかわり3世として主軸を担う事を期待しています。

2位:佐々木健投手


信頼の富士大ブランドで社会人を経由して指名されたサウスポーです。
MAX152km/hの威力十分のストレートが魅力で先発とリリーフどちらでもいけるタイプとの事で、手薄なサウスポーですので1年目からの活躍を期待したいところです。

とは言え制球難といういかにもライオンズの投手らしい課題がありますので、コーチ陣の指導でどれだけ克服できるかがポイントでしょうか。

3位:山村崇嘉選手


高校通算49発の左打ちのスラッガーで木製バットでもホームランを記録しているようです。
ポジションはファースト、サードでしたが3年のなってからショートを守っているとの事ですので、まずはショートとして育成されるのではないでしょうか。
その場合は川野選手綱島選手が当面のライバルになると思いますので、同年代の選手たちで競い合って成長して欲しいです。

渡辺GM曰く高校生野手で1番の評価だったとの事なので期待が膨らみます。
さらに多くのタイトルホルダーを輩出している偶数年のドラフト3位野手ですので、山村選手も将来クリーンアップを打てるような選手に育って欲しいです。

4位:若林楽人選手


俊足強肩が持ち味の右打ちの野手で、大学では主将を務めているためキャプテンシーにも優れています。
ポジションは外野手ですが練習では内野も守っているようですのでユーティリティープレイヤーとして育成されるかもしれません。

大学3年までの通算打率が1割台の打撃が課題ですが、今年の秋のリーグ戦ではすでに4HRを放っており打撃面も覚醒しつつあります。
今年のライオンズは秋山選手が抜けた1番が埋められず苦しみましたので、パンチ力のあるリードオフマンになって欲しいです。

5位:大曲錬投手


準硬式出身の異色右腕ですが、ライオンズは過去にも青木勇人投手山本歩投手という準硬式出身の投手を指名した実績があります。
球速の出づらい準硬式で154km/hを記録した剛腕でリーグでは無双状態だったようです。

硬式球をどれだけ扱えるようになるかがポイントですが、先述の青木三軍コーチが準硬式出身のため育成にうってつけだと思います。
青木コーチは1年目から1軍登板したため意外と早く戦力になるかもしれませんが、まずは故障がないようにじっくりと育成して欲しいです。
硬式球に慣れた時にどれだけのストレートと投げられるのか本当に楽しみな選手です。

6位:タイシンガーブランドン大河選手


指名の瞬間まずはスパンジェンバーグ選手より長い名前に驚き、次にハーフでイケメンの風貌でネット上のプロ野球ファンの話題を独占しました。
(その後巨人に育成された坂本勇人選手に全て持っていかれましたが)

話題先行になりましたが4年秋を含む3度の首位打者を獲得しています。
守備はサードやショートを守るようですが投手経験もあるとの事で強肩の持ち主でもあります。
パワーはありつつもどちらかと言えば中距離打者ですが、ライオンズの野手育成力でスラッガーに成長する可能性も秘めていると思います。
渡部選手と同様に大学リーグのレベルは高くないため少し時間はかかるかもしれませんが、同年齢同ポジションの2人で切磋琢磨して主軸となってほしいです。

そしてまずは登録名がどうなるかが注目でしょうか。

7位:仲三河優太選手


信頼の大阪桐蔭ブランドの左打ちの外野手です。
高校時代は怪我が多かったようですが飛距離が魅力のスラッガーで、もともと投手のため強肩も魅力です。

左打ちの外野手は川越選手、鈴木選手、西川選手、高木選手と有望株が多いですが、先輩達に負けずにレギュラーを奪取しクリーンアップを打てるように成長して欲しいです。

感想


一昨日も書きましたが野手5名指名は本当に意外でした。
しかし視察情報があった投手が残っているにも関わらず指名された野手達ですので、それだけ球団が獲得したいと思っていた期待の選手達なのだと思います。
全員個性的でスケール感の大きい選手ばかりで、次世代の主軸を担える若手野手不足が一気に解消できたのではないでしょうか。

今年はライオンズ独自路線で本当に面白い指名でした。
まずは入団交渉からになりますが、指名選手達がどのように成長してくれるのか例年以上にワクワクしています。





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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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