2021年10月

2006年大学社会人ドラフト:日本シリーズMVPを獲得した右腕を獲得

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過去のライオンズドラフトの思い出を振り返ってみようかと思います。
今回は2006年の大学社会人ドラフトです。

希望枠:岸孝之投手(背番号11)


糸を引くようなストレートとカーブを武器に1年目から先発として11勝を挙げる活躍を見せ新人王は逃したもののパリーグ連盟特別表彰を受賞しました。
更に翌年には日本シリーズで好投を見せシリーズMVPを受賞しました。
その後もローテーションの軸として活躍しライオンズ在籍時には最高勝率のタイトルを1回獲得しています。

しかし2016年オフにFA権を行使して地元仙台の楽天に移籍しています。

通算1軍成績:301試合132勝84敗0H1S 防御率3.03 (2020年終了時点)



3巡目:山本淳投手(背番号20)

速球派右腕として期待されましたが1軍未勝利のまま2013年限りで退団しました。
なお楽天の田中将大投手は2013年シーズン無敗で終えてヤンキースに移籍しましたが、2012年にMLB挑戦前最後の黒星を喫した試合で先発したのがこの山本投手でした。

通算1軍成績:37試合0勝3敗0H0S 防御率5.52

4巡目:原拓也選手(背番号43)


いぶし銀タイプの内野手として主にサブ要員として活躍し、2011年には球団新記録となるシーズン51犠打を記録しています。
しかし翌年は不振に陥るとオフにトレードでオリックスに移籍しました。

現在はライオンズアカデミーのコーチを務めています。

通算1軍成績:673試合265安打7本塁打76打点2盗塁 打率.223

5巡目:岩崎哲也投手(背番号35)


トルネード気味の変則サイドスローとして1年目からリリーフとして活躍し最終的にチームトップとなる55登板でチーム2位の16ホールドポイントを記録しました。
しかし翌年以降は制球難などで成績が下降し2011年限りで退団しています。

通算1軍成績:105試合7勝5敗22H2S 防御率3.93

6巡目:大崎雄太郎選手(背番号0)


チャキの愛称で親しまれ小柄ながらも勝負強い打撃で代打や外野の準レギュラーとして活躍を見せました。
2016年限りで引退した後は球団から仕事を紹介されたものの自分で就職先を選びたいとこれを固辞し自ら複数の企業に履歴書を送り内定を得た上で一般企業に就職しています。

通算1軍成績:444試合243安打5本塁打77打点7盗塁 打率.257

総括


他球団との争奪戦を制して獲得した岸投手は先発として期待通りの活躍を見せました。
また中位以降の選手たちも地味ながらもチームを支える活躍を見せておりレギュラーを獲得した選手はいないもののチーム力強化の観点ではまずまず成功のドラフトだったと思います。


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源田選手が初の個人タイトルとなる盗塁王を獲得


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24盗塁


パリーグは全日程を終了し源田壮亮選手が24盗塁で盗塁王を獲得しました。
ベストナインやゴールデングラブは獲得していますが個人タイトルとしては初となります。

なおロッテの荻野選手、和田選手、日本ハムの西川選手と並んでの獲得となり4選手の同時受賞は史上初となりました。

30日の試合で荻野選手がトップに並んだ時点で交代したためチーム内で同時に獲得させたいという思いがこの結果を産んだ気もします。

更に30盗塁未満での獲得はパリーグ初となりました。
これはソフトバンクの周東選手が故障で離脱した事が影響していそうです。

そして44試合で20盗塁を記録した若林楽人選手の凄さが改めて際立ちます。
怪我なく出場を続けていれば打撃成績は落ちたかもしれませんがそれでも間違いなく盗塁王は獲得できていたのではないかと思います。
膝の故障のため走塁面にどれだけ影響するのかと思いますがまずはしっかりと焦らずリハビリを行なった上で来シーズンはまた1軍のグラウンドで駆け回って欲しいです。


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10/30フェニックスリーグ結果:投打が噛み合い久々の勝利


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10/30のフェニックスリーグはDeNAと対戦し8-2で勝利しました。

投手成績


出井敏博投手:8回 被安打6 与四死球3 奪三振1 失点2

初回にいきなり3安打と失策も絡んで2点を失います。
しかし2回から7回は危なげない内容で8回にはピンチを招いたものの無失点に抑えました。
球数も100球を切るなどまずまずの内容だったようですが、支配下登録を勝ち取るためには立ち上がりや無駄な四球を減らすなど更なる課題克服が必要になるのではと思います。

赤上優人投手:1回 被安打0 与四死球0 奪三振1 失点0
1回を三者凡退に抑えました。
ボールのばらつきを減らす事ができれば来シーズン中の支配下もあるかもしれません。


西川選手猛打賞

打線は久々に繋がり13安打で8得点を奪いました。

西川愛也選手は猛打賞で3打点の活躍でした。
ここ数試合は調子を落としていましたが来年の1軍定着に向けてアピールして欲しいです。

平沼翔太選手、山村崇嘉選手もマルチヒットを記録しました。
また3番に入った牧野翔矢選手は3打点を記録しています。

今シーズンの1軍は打撃不振に苦しんだだけに若手の底上げにも期待したいです。


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42年ぶりのシーズン最下位が確定


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最下位


今日の試合で日本ハムが勝利したためシーズン最下位が確定しました。
42年ぶりという事で初めて経験する最下位はやはりショックが大きいです。

昨日からの連戦で日本ハムと対戦したロッテは優勝を逃し順位が確定していた事がモチベーションの違いとして出てしまったかもしれません。
しかしライオンズがあと1勝できていれば最下位は免れていただけにやはりシーズンを通しての不振が響いてしまったと思います。

開幕から故障者が続出し復帰後もなかなか打線が機能しませんでした。
投手陣では最後まで先発ローテーションを固定できず、昨年は抜群の安定感を誇ったリリーフ陣も平良海馬投手以外は崩壊してしまいました。
また外国人選手もギャレット投手以外は結果を残せなかったシーズンとなりました。

課題は山積みですが来シーズンの巻き返しを図るためにも新体制で臨む秋季練習では再度鍛え直して欲しいです。
またドラフトは大成功だっただけに悲願の日本一を勝ち取れるような陣容となるようその他の戦力補強にも期待したいところです。


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3軍は廃止となり2軍に統合へ


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一極集中


2020年に開始したライオンズの3軍ですが来年より廃止され2軍に統合されるようです。
それに伴い田辺徳雄コーチ、嶋重信コーチは2軍に配置転換となります。

2年で廃止となったものの試合から離れて身体作りや課題克服の練習を集中的に積めるなど3軍制は一定の効果はあったと思います。
廃止となった要因としてコロナ禍でのコスト面の問題もあるかもしれません。
ただしそれ以上に3軍独自で対外試合を行う体制では無いため敢えて分けずに一極集中とした方がより効果的な育成を行えると判断したのではと捉えました。
集中的なトレーニングとその後の実戦での内容を同じコーチが確認できるメリットなどはあると思います。

しかし2年前の3軍導入の際にはファーム遠征時にも居残りメンバーがコーチの指導の下でしっかりとトレーニングが積めるようにという狙いがありました。
そのため効果的な育成を行うためにはファームのコーチ体制を人数面でも充実させる必要があるのではと思います。
中田祥多ブルペン捕手が2軍バッテリーコーチに就任という報道もありましたが全体のコーチ陣容がどうなるかますます気になるところです。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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