盗塁数アップ
松井稼頭央新監督は足を使った野球を掲げています。
今季はチーム盗塁数がリーグ最下位となっただけに盗塁数アップが求められます。
1996年オフに主砲の清原和博選手が移籍した事もあり当時の東尾修監督はHit!Foot!Get!をスローガンに足を使った野球への転換を目指しました。
選手達はそれに応えてシーズン200盗塁を記録してリーグ優勝を飾り、主に1番に座った松井監督も自身初となる盗塁王に輝きました。
この年は1、2番だけで100盗塁近くを決めました。
しかしいきなり盗塁数を激増させた訳でなく前年からある程度の盗塁を決めています。
それだけに主力の中で盗塁を決める能力のある源田壮亮選手、外崎修汰選手にはまずは塁に出た上で成功率を上げる事が求められます。
また金子侑司選手、若林楽人選手は故障した足の状態がどれだけ戻せるかが鍵となりそうです。
若手では愛斗選手もある程度走れますし、鈴木将平選手も身体のキレを取り戻そうとしています。
俊足の日隈モンテル選手はファームで圧倒的な走力を見せる事ができれば早期の支配下盗塁もあり得るかもしれません。
更に1997年に200盗塁目を決めたのは控え捕手の今久留主成幸選手でした。
それだけに決して俊足ではない選手達も相手の隙を見逃さずに常に盗塁を狙うような意識改革が求められそうです。
1997年に比べると投手のクイックなどの技術も高くなっており200盗塁という数字はかなりハードルが高いのではと思います。
それだけに選手だけでなくコーチやスコアラー陣も相手投手の癖などを見抜き、分析する事が重要となりそうです。
その上で各選手が走塁スキルをアップさせてまずは盗塁数リーグトップを目指して欲しいです。
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