2023年12月

陽川尚将選手:長距離打者として期待も出場機会を得られず

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現役ドラフト加入


​​昨年初めて開催された現役ドラフトで獲得した陽川尚将選手は貧打に苦しむ打線を活性化させる存在として期待されました。

開幕を二軍で迎えたものの5月に一軍登録されると初打席で本塁打を放つ活躍を見せました。
しかし以降は当たりが止まりすぐに登録抹消されると以降は最終盤までファーム暮らしとなってしまいました。

今年もチームは長打力不足に苦しみましたが陽川選手自身も二軍で圧倒的な成績を残せずアピール不足だったと思います。
また内野または指名打者というポジションが起用を難しくしたと思います。
阪神時代は外野も守っていましたが広い球場が多いパリーグでは難しいと判断されたのかもしれません。

秋季キャンプでは出場機会を得るために外野守備の練習にも取り組んでいました。
来季に向けては外国人長距離打者を獲得したとは言え未知数な部分も多いだけにまずはオープン戦からアピールしたいところです。

1軍成績:9試合 24打数4安打1本塁打1打点 4四死球 0盗塁 打率.167
2軍成績:89
試合 292打数77安打9本塁打53打点 53四死球 0盗塁 打率.264


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大卒選手たちが大きな飛躍を遂げた2023年の年男

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2年目の飛躍


2023年の年男となる現役選手は1999年生まれの選手が開幕時点に登録されていた10選手に加えトレードで獲得した高松渡選手の計11選手が在籍していました。




リリーフから先発に転向した平良海馬投手はいきなり二桁勝利を挙げる活躍を見せました。
調整に慣れた来季はエース級の活躍が期待されます。

そして大卒2年目の隅田知一郎投手、古賀悠斗選手は大きな飛躍を遂げました。
隅田投手は後半戦は安定感が増して9勝を挙げ、古賀選手は12球団トップの盗塁阻止率を記録したのに加え後半戦は打撃面でも成長を見せました。

西川愛也選手は野手の連続無安打記録を更新したものの夏場以降は出場機会を増やしました。
高松渡選手はコンディション不良もありシーズン最終盤のみの出場となりましたが俊足は非常に魅力です。

一方で他の選手たちは結果を残せず苦しみました。
二軍でも安定した結果を残せなかった高木渉選手は一軍では5試合のみの出場のみ、浜屋将太投手は一軍登板無しに終わりました。

また赤上優人投手は故障もあり一軍登板を果たせずオフに育成再契約となり、伊藤翔投手、ジョセフ選手は支配下登録を勝ち取れませんでした。
更に中山誠吾選手は持ち味の打撃でアピールできず僅か2年で自由契約となってしまいました。

明暗が大きく分かれてしまった今年の年男ですが年齢的にも中堅となるだけに平良投手、隅田投手、古賀選手に加えて一軍に定着する選手が現れて欲しいです。


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ウィンターリーグで課題を克服して好成績を収めている新戦力たち

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ウィンターリーグ


​​ドミニカウィンターリーグでコルデロ選手、ヤン投手が好成績を収めています

コルデロ選手はレギュラーシーズン8試合で打率打率.364、OPS1.072、ポストシーズ3試合で打率.333、OPS.983と猛打を奮っています。
本塁打は1本のみなのは物足りないですが四球は11試合で9個選んでいます。

一方で三振は31打数で6個のみとなっています。
リーグのレベルの影響も考えられますが昨年は31打数で10三振を喫していただけに改善傾向にあるように見えます。
MLBでは三振の多さが懸念だっただけに来季に向けての好材料かもしれません。

ヤン投手は19試合に登板して防御率3.50という成績を収めています。
1試合4失点と崩れた試合があったようでその試合を除くと防御率は1点台まで良化します。

イニング数を上回る三振を奪えているようで四球は18イニングで5個に抑えています。
やはり四球の多さが課題だっただけに制球面が安定しているのは良い傾向です。

もちろん日本で同じようにプレーできるかは別ですが少なくとも明らかな課題だった部分を克服しているように見えるのは明るい材料です。
来季はこの調子をキープして優勝に貢献するような活躍を見せて欲しいです。


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西川愛也選手:長いトンネルを抜け出し飛躍のきっかけを掴む

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記録ストップ


​​2020年のデビュー戦でプロ初ヒットを放った西川愛也選手ですが以降は当たりが出ず昨年時点でNPB野手による連続無安打記録に並んでいました。
そして今季初打席で三振を喫した事でワースト記録更新となってしまいました。

それでもその試合でヒットを放ち記録を止めると夏場以降はコンスタントに出場機会を得ます。
結局目立った成績ではなかったとは言え22本のヒットを放ち更にプロ初本塁打も記録してシーズンを終えました。

もともと打撃センスは高かっただけにトンネルを抜け出せて精神的にも楽になったのではと思います。
ただし8月と10月は打席数は少ないもののOPS.750以上を記録したとは言え全体的には長打が少なくまだ物足りなさを感じます。

センターの守備力はチームでも上位のため来季も出場機会は得られるのではと思いますので、打撃に更に磨きをかけて来季はレギュラーの座を掴み取って欲しいです。

1軍成績:41試合 97打数22安打1本塁打8打点 6四死球 4盗塁 打率.227
2軍成績:61
試合 211打数49安打0本塁打26打点 14四死球 9盗塁 打率.232


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来季はスカウト増員で更なるダイヤの原石の発掘を目指す

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スカウト増員


​​​​来季はアマチュアスカウトが増員されるようです。

上本達之スコアラーが中国担当スカウトとなり、近畿・中国担当だった後藤光貴スカウトが近畿専任となります。
共に有力校が多い地域だけに各候補をより深く視察できる点は良いのではと思います。

近年では2021ドラフト1位の隅田知一郎投手、2023年1位の武内夏暉投手は共に岳野竜也スカウト十亀剣スカウトという新任スカウトが担当していました。
そのため上本スカウトがいきなりドラフト1位を担当するかもしれませんし、情報等は前任者から引き継がれているとはいえ新任スカウトの視察情報も信用されている証だと思います。

また鈴木敬洋スカウトは引き続き独立リーグ担当も兼務します。
投手だった徳島の谷口朝陽選手を野手で指名したのは試合だけでなく練習などもしっかりと視察した成果だと思います。
今年のドラフトではライオンズは独立リーグから5選手を指名するなど球界全体でも重要度が高まっており、独立リーグが行われる地域も増えているため将来的には更なる増員もあるかもしれません。

近年のライオンズは選手育成の改革に取り組んでおり成果が見えつつありますが、継続して主力選手を育てるためには有望な選手の獲得が必須なだけにスカウト増員が身を結び更なるダイヤの原石を発掘してくれる事を期待しています。


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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