2024年01月

OB戦出場選手:いぶし銀の活躍で黄金期のショートを務めた田辺選手

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OB戦


今年の3月にライオンズ初のOB戦が開催されます。
歴代の名選手達が出場するため経歴などを振り返ってみようと思います。

正遊撃手


​​田辺徳雄選手は1984年ドラフト2位でライオンズに入団しました
髭が濃い目の風貌もありおやじという愛称で呼ばれていました。

1年目から一軍出場を果たすと秋山幸二選手がサードからセンター、石毛宏典選手がショートからサードにコンバートされた事により入団4年目にショートのレギュラーに定着します。
以降は堅実な守備で辻発彦選手と黄金期の二遊間を形成しました。

打撃面は犠打が多いなど繋ぎ役としていぶし銀の働きを見せました。
規定打席に到達して打率3割を記録したのは2回のみですが、その年はいずれもベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞しています。

奈良原浩選手、松井稼頭央選手が台頭してからはサード、セカンドとして起用されるようになりますが徐々に出場機会を減らしました。
そして1999年オフに金銭トレードで巨人に移籍し2000年限りで引退しています。

引退後はライオンズで打撃コーチを務め中村剛也選手、栗山巧選手などを育てました。
2014年シーズン途中には伊原春樹監督の休養に伴い監督代行に就任し2016年まで監督を務めましたは就任期間中はいずれもBクラスに終わりました。
本来は監督向きでは無かったのにも関わらずチーム事情で監督となりましたが成績低迷により厳しい意見も寄せられてしまったのは残念でした。

退任後は韓国でコーチを務め、現在はライオンズのフロント入りしています。
OB戦ではまた辻選手と鉄壁の二遊間を見られるのか楽しみです。

NPB通算成績:1229試合 3461打数926安打87本塁打442打点 199四死球 60盗塁 打率.268


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ブランドン選手は故障なくアピールを続けて早期の支配下復帰を勝ち取れるか?

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育成再契約


今オフにブランドン選手は支配下から自由契約となり育成再契約を結びました。
技術的な問題ではなく故障がちで稼働率が低い点が影響したと思います。

ルーキーイヤーは一軍で3本塁打を放ち、二軍でも66試合で打率.273、10本塁打を放ちました。
2年目は故障での離脱が長く二軍でも19試合でしたが打率.345で2本塁打を放ち、三軍が主戦場となった昨年も二軍で37試合に出場し打率.270で4本塁打を放っています。
それだけに故障が無ければ一軍でも通用する打撃力を持ち合わせています。

春季キャンプでは育成選手で唯一A班スタートとなり首脳陣も期待しているのだと思います。
今季は一塁手候補としてはMLBで実績のあるアギラー選手に加えて渡部健人選手が控えており、三塁手は佐藤龍世選手がポジション争いで一歩リードしています。
ただしシーズンを通して活躍できるかは不安が残るだけに状況次第ではブランドン選手にもチャンスが巡ってくるのではと思います。

ブランドン選手は身体の万全の状態とコメントしておりキャンプへの意気込みを見せています。
まずはキャンプを怪我なく完走しオープン戦で結果を残せれば早期の支配下復帰も見えてくるのではと思います。


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1年目からリリーフとして活躍する可能性も秘めている宮澤投手

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A班スタート


ドラフト5位指名の宮澤太成投手はキャンプA班スタートが決まりました。

昨年BCリーグでは12試合に登板して防御率5点台と結果は残せませんでした。
今年で25歳になるとは言え制球面にも難がある素材型のためA班入りは少し意外でした。

しかし自主トレ動画でのブルペン動画を見ると映像からでも分かるほど非常に威力のある直球を投げていました。
また武器であるフォーク、スプリットもキレがあり良いコースに決まった時には決め球として使えそうです。

宮澤投手のA班スタートは上田大河投手がB班となった影響もあるとは思いますが、首脳陣からは宮澤投手自身の評価も高いのだと思います。
三振を奪えるタイプだけにプロでの指導により制球面をある程度まとめる事ができれば1年目からリリーフとして一軍に定着できる可能性を秘めていそうです。

そのためにもまずは怪我なくトレーニングを積んだ上でキャンプから猛アピールを続けたいところです。


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新人合同自主トレ終了!大きく成長して欲しいレオのガリバー

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合同自主トレ終了


​​30日で新人合同自主トレを打ち上げました。
上田大河投手、金子功児選手が別メニューになったのは気がかりですが全体的に大きな怪我なく終えたのは良かったと思います。

最終日の野手陣は初めて屋外でフリー打撃を行い村田怜音選手は気持ち良く打つ事ができたようです。
隣では圧倒的な飛距離を誇るガルシア選手が柵越えを連発していたものの無理する事なく自分のペースで打てたというのも良かったのではと思います。

村田選手は新人合同自主トレについて朝から晩まで野球漬けで楽しかったと振り返りました。
練習熱心で大学時代も毎日練習後にバッティングセンターに通っていたため24時間練習できる環境を嬉しく思っているようです。

圧倒的なパワーが魅力の村田選手ですが大学リーグのレベルが高くなかった事もありキャンプはB班スタートになりました。
それでもしっかりと自己分析ができている練習の虫だけにまずはファームでしっかりと鍛え上げて近い将来には4番を打てる選手に成長して欲しいです。


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OB戦出場選手:強肩と意外性のある打撃で正捕手の座を勝ち取った細川選手

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OB戦


今年の3月にライオンズ初のOB戦が開催されます。
歴代の名選手達が出場するため経歴などを振り返ってみようと思います。

正捕手


​​細川亨選手は2001年ドラフトの自由獲得枠でライオンズ入団しました

素材型だったため1年目は二軍暮らしだったものも2年目から出場機会を増やすと、3年目にはついに黄金期からの正捕手だった伊東勤選手からポジションを奪いました。
以降は故障などもあったものも正捕手として活躍し2004年と2008年の日本一にも貢献し、2008年にはベストナインゴールデングラブ賞も獲得しています。

もともと内野手だった事からフットワークの軽い守備やリード面の評価も高かったですが、やはり強肩が一番の武器でした。
2006年からは3年連続でリーグトップの盗塁阻止率を記録しています。

打撃面では打率2割を切る事も多いなど確実性が低かったものの二桁本塁打を記録した事もあるなど長打力を兼ね備えた意外性のある打者でした。
確実性を高めるためにバスター打法を取り入れた結果本塁打が増えた年もありました。

しかし炭谷銀仁朗選手の台頭もあり2010年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍しました。
これ以降ソフトバンクに勝てない時期が続いたのは正捕手の移籍も大きな要因だったと思います。

その後は楽天、ロッテを経て2020年限りで引退しました。
引退後は独立リーグの監督を経てロキテクノ富山のコーチを務めています。

FA移籍した経緯から引退後もあまりライオンズとの関わりがなかっただけに、OB戦でまた強肩を披露してくれるのが楽しみです。

NPB通算成績:1428試合 3354打数680安打84本塁打367打点 235四死球 8盗塁 打率.203


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ライオンズファン歴35年。ブログでライオンズに関する記事を書いています。
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