リリーフ左腕
土肥義弘投手はプリンスホテルから1997年ドラフト4位でライオンズに入団しました。
1年目は1試合の登板に終わりましたが2年目以降はリリーフ左腕として一軍に定着すると2002年には50試合に登板しチームのリーグ優勝に大きく貢献しています。
特に当時パリーグで本塁打を量産していた近鉄のローズ選手キラーとして名を馳せました。
しかし先発転向を直訴した2004年は登板機会を得られずトレードでで横浜に移籍します。
横浜では10勝を挙げるなど先発として活躍を見せましたが徐々に成績が下降気味となり2008年オフにはライオンズ復帰します。
その後は目立った成績を残せず2010年オフに海外FA権を行使してMLB挑戦を目指しましたがメジャー昇格は果たせず2012年限りで退団しています。
ちなみに2023年ドラフトは指名7選手中6選手が投手でしたが1997年は指名全7選手が投手でした。
しかし故障などもありその中で一軍の主力となったのは土肥投手のみであり、この年の失敗が数年後の貧打やリリーフ崩壊に繋がったと思います。
引退後の2015年からはライオンズの投手コーチとなり理論的な指導で菊池雄星投手の飛躍などに貢献しました。
また2019年からは国際スカウトとなり2024年シーズンに向けてはアギラー選手、コルデロ選手、アブレイユ投手、ヤン投手の獲得にも携わったと思います。
OB戦でも左打者を完璧に押さえ込むようなピッチングを期待したいところです。
NPB通算成績:335試合 31勝45敗7H1S 663.0回 437三振 200四死球 防御率4.30
↑ポチッとして頂けると嬉しいです