戦力外通告期間
29日で二軍公式戦全日程を終了し30日から第一次戦力外通告期間がスタートします。
各球団はCS開始前日の10月11日までに戦力外通告を行う必要がありますが、ライオンズはおそらく一軍公式戦全日程を終える10月4日以降に通告されるのではと思います。
なお育成選手のうち翌年も育成再契約を結ぶ予定の選手も条件によっては一度戦力外通告を行う必要があるため、本当に解雇されたと勘違いするなどファンの混乱を呼んでしまう事が毎年恒例となってしまっています。
そのため今年も少しでも混乱を避けるためにも育成再契約時のルールを整理しておこうと思います。
現在育成契約中の選手でオフに支配下登録されない選手のうち、以下の条件を満たす選手は一度戦力外通告を行う必要があります。
1. 育成ドラフトで指名されてから育成契約のまま3年が経過した選手
→今年は該当者なし
2. 1の後に育成再契約を結んだ選手は1年ごと
→ジョセフ選手
3. 支配登録された経験のある育成契約選手は1年ごと
→粟津凱士投手、伊藤翔投手、上間永遠投手、佐々木健投手、井上広輝投手、森脇亮介投手、赤上優人投手、川野涼多選手、仲三河優太選手
更に戦力外通告が行われた選手は12球団合同トライアウトが終わるまでは自球団の選手であっても表向きは翌年の契約交渉を行う事ができません。
そのため育成再契約前提の戦力外通告でもトライアウト終了までは再契約予定というコメントを出す事ができず、昨年は今後は未定とコメントした選手が再契約を結んだりフェニックスに参加した選手は大丈夫と判断したりもしていました。
なお逆に三浦大輝投手、シンクレア投手、川下将勲投手、木瀬翔太投手、是澤涼輔選手、野村和輝選手、谷口朝陽選手、金子功児選手、モンテル選手は再契約のために自由契約にする必要はありません。
従って万が一通告を受けた場合はそのまま退団という判断になりそうです。
戦力外通告が発表された育成選手が必ず再契約を結ぶ訳ではないですが、事前にルールを把握していれば少しは精神衛生上も良くなるのではと思います。
また12球団主催のトライアウトは今年までで来年以降は選手会主催を検討という話もあり、その場合は育成再契約を結べる時期も変更になるかもしれませんのでそちらの動向にも注目したいです。
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