ファーム調整
今季はスタメンマスクを被った柘植世那選手ですが5月には肘の炎症で一度登録抹消されました。
その後一軍復帰したものの交流戦後に再度抹消となり以降はファーム調整が続いていました。
当初は肘の故障が再発したと思いましたが抹消直後から二軍で試合に出場していました。
実際には失点した際に弱気になりがちだった点を改善する事がひとつの理由で、ファームで若手投手を引っ張る事で元の姿に戻って欲しいと野田浩輔コーチの思いがあったようです。
ファームでは投手が不調でも最小失点に抑えるリード面に苦心していたようですが、抹消直後は二軍でも低迷していた打撃面も徐々にヒットが出始めました。
これは弱気になりがちだったメンタル面が打撃にも影響したのかもしれません。
古市尊選手の特例抹消により2ヶ月ぶりに一軍復帰しましたがその間に古賀悠斗選手が攻守で成長を見せてスタメン起用の機会を増やしています。
柘植選手も危機感を感じていると思いますが一軍復帰後は攻守で一定の結果を残していますのでこのまま切磋琢磨してハイレベルな正捕手争いを繰り広げて欲しいです。

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