勝ちパターン起用
田村伊知郎投手が好投を続けています。
今季は開幕からファームでは好投していたものの一軍では期待通りのピッチングができず前半戦は5試合の登板に留まりました。
防御率自体は悪くないものの5イニングで5四球を与えるなどファームの時のような攻めの投球ができず、WHIP1.60とランナーを背負う苦しいピッチングでした。
しかし8月に再昇格してからは15試合に登板して防御率1.23と好成績を残していますが、これは14回2/3を投げて四球は僅か2個と制球面が大幅に改善されたのが大きいと思います。
また直球だけでなくチェンジアップなども有効に使えておりイニング数に近い三振を奪えているのが魅力です。
田村投手は好投を続ける事で信頼を勝ち取って徐々に重要な場面で起用されるようになりました。
直近では登板した3試合連続でホールドを記録した後、前回登板では3点差の場面でクローザーとして起用され今季初セーブを記録しました。
増田達至投手、森脇亮介投手、佐々木健投手など不調や故障でリリーフ陣の離脱者が増えている中で好投を続けている田村投手にかかる期待は大きいと思います。
今後はこのまま勝ちパターン起用が続くのではと思いますので残り試合はしっかりと抑え続けて欲しいところです。
そしてこれまでは終盤に結果を残しても翌年序盤は不安定なピッチングとなる事が続いてきただけに、来季は開幕からリリーフの中心として活躍できるようなきっかけを掴んで欲しいです。
↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク