攻めの投球
ルーキーイヤーを1勝10敗という不本意な成績で終えた隅田知一郎投手は2年目の今季も交流戦前までは1勝5敗と勝ち星から見放されます。
もちろん貧打に苦しむ打線の援護を得られないという面もありました。
ただしそれ以上に突然四球を出してランナーを溜めた後に痛打を浴びるという昨年からの課題も露呈していました。
しかし交流戦以降は8勝5敗と成績を大きく良化させました。
打者から逃げる事なく攻めのピッチングをできるようになった事で安定感が高まった印象です。
実際に交流戦前までは39回1/3を投げて19個だった四球数が交流戦以降は90回2/3を投げて21個のみと無駄な四球を減らす事に成功しています。
最後に勝ちきれず二桁勝利を逃したのは残念でしたが勝てる投手になったのは間違いないと思います。
またオフには侍ジャパンに選出されベストナインを獲得する活躍を見せました。
来季は今季後半のピッチングを継続できれば間違いなく二桁は勝てると思います。
同じ左腕の武内夏暉投手というライバルが加入しますがプロ2年間で成長した姿を見せて左腕エースとして君臨してくれる事を期待しています。
1軍成績:22試合 9勝10敗0H0S 131.0回 防御率3.44
2軍成績:2試合 1勝0敗0H0S 12.0回 防御率2.25

↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク