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OB戦


今年の3月にライオンズ初のOB戦が開催されます。
歴代の名選手達が出場するため経歴などを振り返ってみようと思います。

リリーフ左腕


​​武隈祥太投手は旭川工業高から2007年高校生ドラフト4巡目でライオンズに入団しました。
この年は不正スカウト問題で上位の指名権を剥奪されていたライオンズにとっては最上位での指名選手となりました。

高卒ながらも2年目で一軍デビューを果たすと翌年以降も登板機会を得たもののなかなか結果を残せない状況が続きました。
しかし2014年途中から一軍に定着すると以降は回転数の多い速球やキレのあるチェンジアップを武器に貴重なリリーフ左腕としてチームを支えました。

当時はチームの低迷期で特にリリーフ陣は不安定でしたがその中で与えられた登板機会をしっかりと抑えるなどブルペン陣にとって必要不可欠な存在だったと思います。
一方で2018年からのリーグ連覇時は故障や不調であまり貢献できなかったのは残念でした。

その後は2021年には復調したものの2022年に故障で実戦から遠ざかるとこの年のシーズン最終戦で引退を電撃発表しました。
この年のファン感謝デーでの引退スピーチでは今井達也投手が号泣し、その後武隈投手が着けていた背番号48への変更を申し出るなど後輩からも慕われた選手でした。

引退後はチームスタッフに転身し2024年からは球団本部ハイパフォーマンスグループ付バイオメカニクス担当兼ファームコンディショニングチェック担当という非常に長い役職になった事でも話題となっています。
2023年には武隈氏のアドバイスから豆田泰志投手が一軍のリリーフに定着するまで成長し、今年はモンテル選手の打撃向上のヒントを与えるなど若手育成にも大きく貢献しているだけに今後も手腕を発揮して欲しいです。

OB戦でも現役時代のようにマイペースを貫き打者をきっちりと抑え込んで欲しいです。

NPB通算成績:365試合 21勝15敗68H1S 370.1回 254三振 192四死球 防御率3.82


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