IMG_6086

我慢の起用


今季が開幕してから14日でパリーグ各球団との対戦をひと通り終えました。

開幕から4番を任されているアギラー選手はここまでまずまずの成績を残しています。
特に13日の来日第1号から2試合連続で本塁打を放つなど期待されている長打力が出始めてきたのは好材料です。

一方でコルデロ選手はここまで打率.176と苦しんでいます。
打率2割台前半で踏みとどまっていたものの5連敗期間中は初戦こそマルチヒットを記録したものの以降はノーヒットで打率を大きく落としてしまいました。
更にシーズン18三振のうち9個をこの5戦で記録するなど他球団から対策されつつありそうです。

ただしMLBでも率が低く三振が多いタイプだっただけに最初は日本への適応に時間がかかるのはある程度想定通りではあります。

ロッテのポランコ選手は一昨年巨人での実績があったもののパリーグに移籍してきた昨年の4月までは打率.132と低迷していました。
しかしその後本塁打を量産し打率.242ながらも26本で本塁打王を獲得しています。

コルデロ選手も真面目なタイプなだけに当面を打てなくても我慢の起用を続ければ日本の投手に適応し良い当たりも増えてくると信じています。
ただし守備面の不安が残るため打線全体が低迷している状況では14日の試合のように拙守が致命傷になる可能性がありますし、守備の拙いプレーが打席での力みにつながる悪循環を生む可能性もあります。

そのため中村剛也選手、栗山巧選手の状態も良くはない事もありコルデロ選手を指名打者で起用して当面は打撃に専念させる事も考えられます。
ただしその場合は他の外野手もなかなか結果を残せていないだけに得点力が更に低下してしまう恐れもあります。

それだけにコルデロ選手の覚醒を待ちつつチームの貯金を増やしていくためには、どのポジションで起用するだけでなく中村選手、栗山選手や若手外野手などがコルデロ選手の不調をカバーし打線に繋がりをもたらす活躍をできるかが重要となりそうです。


にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑ポチッとして頂けると嬉しいです


スポンサードリンク