監督交代
26日の試合後に松井稼頭央監督が休養し渡辺久信GMが監督代行を務める事が発表されました。
借金15と大きく低迷する中で責任は監督だけにある訳ではないものの状況を大きく変えるためには大きな変化が必要という判断でしょうか。
その中で渡辺GMが代行を務める事になったのは育成方法の改革を行なっている中でコーチ陣には現在の職務を全うして欲しいという考えかもしれませんし、ヘッドコーチが代行となっても作戦等が大きく変わらないという判断かもしれません。
また編成のトップであるトップとして現在のチーム構成とした責任を取る意味合いもあるのかもしれません。
サッカー界では監督交代により成績が大きく向上する監督交代ブーストという言葉があります。
ただし効果があっても一過性であり成績を大きく向上させるのは難しいという説もあります。
プロ野球界でも平石洋介ヘッドコーチの現役時代やオリックスの中嶋聡監督もシーズン中に監督代行に就任したもののチームを浮上させる事ができずその年は最下位に終わりました。
ライオンズでは2014年途中に伊原春樹監督が休養し田辺徳雄コーチが代行を務めましたがチームは5位に終わり、正式に監督に就任した翌年以降もBクラスに沈んでいます。
今季もそもそも戦力面が充実している訳ではないですし、松井監督はコミュニケーションを重視し選手から慕われていたようですので動揺を招いてしまう可能性もあります。
それでも田辺監督代行の時とは異なり渡辺GMは監督経験があるという点が好材料ではと思います。
現場から離れて11年経っており采配面などが鈍っている懸念はありますが、それでも2008年には日本一に輝いており勝負強さを持ち合わせているのではと思います。
選手としても成績不振で監督を休養に追い込んでしまった事で発奮する思いもあるでしょうし、監督交代でチャンスが増えると考える選手もいると思います。
終盤での逆転劇で連勝しチーム状況も良くなりつつあるだけに監督交代で更に勢いをつけてまずはCS入りを狙える位置まで浮上していきたいところです。
↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク