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リリーフ安定化


​​​​​今季もリリーフ陣が安定しておらず苦しんでいます。

開幕時点では本田圭佑投手、甲斐野央投手、アブレイユ投手の勝ちパターンで接戦をものにしていました。
しかし甲斐野投手が故障で離脱、本田投手も調子を落としてからはリリーフ陣の不安定さを露呈しています。

以降は勝ちパターンを固定できず左腕としてフル稼働していた佐藤隼輔投手、火消し役を任されつつあった水上由伸投手は現在二軍調整中です。
ベテランの増田達至投手も再調整を経て一軍復帰したものの登板機会は限定されています。

現時点ではアブレイユ投手は登板機会が少ないためか不安定なピッチングになりつつもクローザーを任されており、リリーフ強化のために松本航投手がセットアッパーを任されています。
しかし7回を任されつつあった平井克典投手は13日に3失点するなど安定感を欠く状況です。

その中でビハインドで起用されている中村祐太投手、ヤン投手が結果を残しています。
中村投手はGWの登板で4失点したものの以降は7試合連続で無失点を継続中です。
被安打や与四球も少なく更に13日には150km/hを記録するなど安定感を増しています。

2度の炎上を経て再調整となっていたヤン投手も一軍復帰後は6試合無失点中です。
何よりも復帰後は未だ無四球と課題の制球難が出ていないのは好材料です。
また2度の火消しでの登板でも抑えておりランナーを背負った状態でも踏ん張れているのも成長した点ではと思います。

そのため中村投手、ヤン投手は徐々に重要な場面での登板が増えるのではと思います。
もちろん僅差の場面では力が入り本来ピッチングができなくなってしまう可能性もあります。
それでも不安定なリリーフの中では貴重な存在ですし、何とか勝ちパターンに近いポジションに定着できるようなピッチングを続けてくれる事を期待しています。


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