2年連続最下位
巻き返しを図った交流戦ですが2年連続となる最下位で終えました。
昨年は6勝12敗だったのに対し今年は4勝14敗と更に成績を悪化させてしまっています。
また松井稼頭央監督休養時点での勝率.333でしたが渡辺久信監督代行就任後の交流戦勝率は.222と更に低迷しています。
これは交流戦直前の2試合で劇的な逆転勝利を収めた直後の監督交代で選手のメンタルに影響した可能性はあります。
しかしそれ以上に交流戦に入ってからだけでも平沼翔太選手、武内夏暉投手、外崎修汰選手、岸潤一郎選手、蛭間拓哉選手、上田大河投手、佐藤龍世選手と故障者や特例での離脱者が続出した事で、純粋に戦力的に厳しかった面の方が大きいと思います。
結果として9回に逆転サヨナラ勝ちを収めた巨人戦、源田壮亮選手と今井達也投手が涙を流した敗戦の後の隅田知一郎投手のマダックスと劇的な勝利の後も波に乗れませんでした。
リーグ戦再開までは4日間空くためそこで集中的な調整が行われると思います。
更に渡辺久信監督代行がいろいろと考えなければならないとコメントしたため何らかの動きもあるかもしれません。
まずは選手の入れ替えや配置転換の可能性が考えられます。
ただし現時点で二軍で突出した成績を残した選手もおらず故障者はブランドン選手、山村崇嘉選手がようやく実戦復帰し武内夏暉投手に復帰の目処が立ったくらいです。
そのため打順の変更や投手の配置転換などが現実的かもしれませんがまずは17日の公示で抹消があるか注目です。
次にブランドン選手、菅井信也投手、奥村光一選手に続く支配下登録の可能性もあります。
しかしこちらもいきなり一軍の起爆剤となり得るような選手は現時点では見当たらないため無理に支配下登録を急ぐのは得策ではないと思います。
最後に戦力補強と言えばやはりトレードと新外国人選手の獲得が考えられます。
ただしトレードも故障者続出で他球団が望む選手の放出は難しく、更に弱点が明確なだけに他球団から足元を見られる可能性も高くいきなり一軍で大活躍という選手の獲得も厳しそうです。
それでも球団間の利害関係が一致した場合は一気に進展する可能性もあり、その場合はリーグ戦再開までの期間で動きがあるかもしれません。
新外国人選手についてはコルデロ選手、アギラー選手の抹消時点で動いている可能性はあります。
ただしこちらもアギラー選手の状態次第ですが可能性は低いのではと思いますし、いきなり日本で活躍できるようなレベルの選手の獲得も難しいのではと思います。
そのため起用法や戦略面の見直し、更に若手の成長に期待というのが現実的かもしれません。
それでも水面下では何か動きがあるかもしれませんのでまずはこの4日間の動向に注目したいです。

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