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ロマン枠


2日の試合は楽天ルーキーの中島選手に逆転2ランを打たれ敗れました。
ドラフト6位での指名だったため戦略次第ではライオンズでも獲得した選手でした。

ライオンズが6位で獲得したのは村田怜音選手です。
故障前は一軍出場したとは言え大学では対戦相手の投手のレベルが高くなかったため、1年目から安定した成績を残せたかと言えば微妙です。
ただし村田選手の方がスケール感が大きいのは間違いないですし、将来的に30本塁打は打てる可能性に賭けたのだと思います。

ヤクルトが2022年ドラフトで指名したヤクルトの西村選手は高卒ながらも昨年二軍で91試合に出場し4本塁打を放ちました。
今年も打率は低いながらも二軍で77試合に出場しています。

一方でライオンズドラフト2位の古川雄大選手はここまで三軍戦が主戦場となっています。
しかしこちらも古川選手の身体能力の高さが魅力ですし将来的にはトリプルスリーを目標に掲げています。
もともと時間のかかるタイプと言われていましたし、今季は二軍初本塁打を放つなど着実に成長しています。

打線の破壊力を増すためにロマンを感じる選手を獲得するのは悪くはないと思います。
しかし2020年ドラフト1位の渡部健人選手は主要リーグ出身では無いものの圧倒的なパワーに期待して獲得しましたがまだ一軍に定着できていません。

ドラフト後の大学監督の話では2位で狙っていた球団があったようで1位でなければ獲得できなかった選手ではあります。
しかしバランス型でDeNAの2位で指名された牧選手が中軸を担っているのとは対照的となっており、ここから巻き返さねければチームの補強戦略にも大きく影響してしまいそうです。

近年は投手中心のドラフトが多かった中でロマン枠の野手たちを指名してきましたが、ここから3年後にチームの主力となる選手が出て来なければチームの低迷も続いてしまいそうなだけに、順調に成長できるようチームの育成方法の改革にも期待したいところです。


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