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全日程終了


29日で二軍と三軍の今季全日程を終了しました。

三軍は昨年より試合数を増やしたことで宮澤太成投手、シンクレア投手、野田海人選手、古川雄大選手、野村和輝選手などまだ鍛えたい段階の選手達も多くの実戦経験を積めました。
また故障明けの選手の実戦復帰の場としても活躍できましたし、杉山遥希投手、奥村光一選手は三軍で好成績を残すと二軍でも結果を残して一軍での出場機会を得ています。

そして三軍と二軍を明確に分けられた事で二軍は一軍を狙える選手達が中心となった事で昨年に続いてチーム成績が良化しました。
その中で結果を残し続けた菅井信也投手が支配下復帰を勝ち取りプロ初勝利を挙げたり、再調整となった野村大樹選手が再昇格した際には一軍で好成績を収めるなど育成の場としても機能しました。

ただし二軍は優勝争いを繰り広げながらも最後に失速し3位に終わりました。
これは好成績を残していた野手が一軍に昇格し得点力不足に陥った事が原因ですが、裏を返すと再調整となった野手達が伸び悩み戦力の底上げに繋がらなかったとも言えます。

それでも三軍制の導入やコーチング研修の導入など育成システムの改革の効果が出始めているかもしれません。
一方で今年もライオンズのチーム事情により三軍戦の故障が相次いでしまったのは課題です。

今年は三軍戦の増加に向けて育成選手を増やしましたが、特に野手でそれを上回る故障者の続出してしまったのが要因です。
結果として三軍戦が中止になっただけでなく開催された時も猛暑の中で控え野手無しという危険な状態にもなっていました。

それだけに来季は三軍戦も円滑に行うために選手層を厚くする必要がありますが、一方で更に選手を増やした上で故障者があまりでなければ出場機会を得られない選手も出てきてしまいます。
そのため三軍戦運用に適正な選手数を見極めつつ、故障者を減らすよう日々のトレーニングやコンディションの見極めの向上も求められそうです。


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