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ドラフト1位競合


西武ライオンズとなってからドラフト1位指名で競合した年の抽選結果と指名選手の成績を振り返ってみたいと思います。

4球団競合


1983年ドラフトでは東海大の高野光投手を指名しました。
ヤクルト大洋阪急との競合の結果ヤクルトが交渉権を獲得しています。

抽選を外したライオンズは前橋工の渡辺久信投手を指名しました。
また大洋は銚子利夫選手、阪急は野中俊博投手を指名しています。
各選手のNPBでの通算成績は以下のようになっています。

渡辺投手389試合 125勝110敗-H27S 防御率3.67
高野投手182試合 51勝55敗-H13S 防御率4.08
銚子選手433試合 打率.256 3本塁打60打点16盗塁
野中投手111試合 2勝5敗-H4S 防御率4.15

渡辺投手は2年目から一軍に定着すると最多勝を3回、最多奪三振を1回、最高勝率を1回獲得するなど黄金期の右腕エースとして活躍しました。

高野投手はいきなり開幕投手を務めるなど1年目から10勝を挙げローテーション投手として活躍しました。
銚子選手は2年程レギュラーに定着した時期はあったものの若手の台頭もあり活躍期間は短かったように思えます。
野中投手は阪急では結果を残せず一度現役を引退した後に台湾で現役復帰し、中日を経てヤクルトでプロ13年目にしてNPB初勝利を挙げるという紆余曲折のプロ野球人生を送りました。

この年は目玉だった高野投手を果敢に指名したものの抽選を外してしまいました。
しかし黄金期のローテ投手として活躍しただけでなく引退後もGMとしてチームを支えた渡辺投手を獲得でき、結果的に大成功となったドラフトでした。


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