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チーム再建


新監督の就任会見の中で飯田本部長西口文也監督、鳥越裕介ヘッドコーチへの期待、求めるものとして厳しさという言葉を何度も口にしていました。
ただしこれは単に指導の厳しさ、練習の厳しさというだけの話ではないと思っています。

松井稼頭央前監督、平石洋介ヘッドコーチは選手との対話路線を重視していました。
もちろんそれ自体は良い事だと思いますし選手も決して手を抜く事などは無かったと思います。
しかし選手の自主性を重んじる中で選手間での競争心やチームプレーの徹底などが薄れていたかもしれませんし、渡辺久信監督代行が最後に植え付けたかったのもその点だったかもしれません。

2008年に渡辺久信監督が就任した際には選手を怒らない寛容力でチームを日本一に導きました。
ただし翌年以降は黄金期から受け継がれてきた緻密さが失われつつあったように思えます。
2014年に伊原春樹監督が2度目の指揮をとった際に結果を残せなかったのは時代に合った指揮が取れなかったのもあると思いますが、エンドランのサインを出した際に選手がバットにも当てられなくなっているのを想定できなかったのではとも思っています。

東尾修監督、伊原春樹監督、伊東勤監督、渡辺久信監督、田辺徳雄監督の下でプレーしてきた西口新監督は守り勝つ野球を目標に掲げました。
これはもちろん打撃陣に期待していないのではなく得点を増やす事を目指すのは前提としてあります。
その上で強かった時代のように堅実なプレーで得点をもぎ取り、堅実なプレーで守り抜く野球を目指しているのではと思います。

そのためにまずは厳しい秋季キャンプを予告していたため、選手達はしっかりとレベルアップを図り来季は上位争いに食い込んで欲しいところです。


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