代走の切り札
シーズン途中にトレードで加入した昨年はコンディション不良などで一軍出場がほとんど無かった高松渡選手ですが今季は開幕一軍入りを果たします。
そして主に代走の切り札としてチーム3位となる8盗塁を記録するなど武器である足でアピールしました。
一方で出場35試合のうちスタメンは1試合のみ、更に打席に立ったのは6回のみと打撃面ではほとんどチャンスを与えられませんでした。
これは試合終盤にアギラー選手への代走として出場しそのまま守備に就く事を想定してファーストにも挑戦しましたが、アギラー選手の故障でそのケースがほとんど無かった事に加えてファーストで出場するには打撃面に物足りなさがあったためではと思います。
加えて本職であるセカンドや外野の守備面でも信頼を得られなかったのではないでしょうか。
また持ち味である足でも走塁死があるなどミスもありました。
優勝の可能性が潰えた8月に登録抹消となり以降はファーム調整となったのも走攻守全ての面で試合に出て鍛え直すためだったのではと思います。
秋季キャンプでは高松選手自身も打撃面を課題として掲げていました。
来季は打撃向上により代走だけでなくスタメン出場の機会も増やしてリードオフマン争いに加わって欲しいところです。
1軍成績:35試合 6打数0安打0本塁打0打点 0四死球 8盗塁 打率.000
2軍成績:23試合 57打数14安打0本塁打6打点 2四死球 3盗塁 打率.246
3軍成績:出場無し
※3軍成績は手計算のため誤りがあった場合はご容赦ください

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