守護神を狙う
一昨年オフにFA人的補償で加入した甲斐野央投手は昨年開幕から勝ちパターン入りしたものの肘の故障で長期離脱となってしまいました。
終盤に復帰した後は再び勝ちパターンとして起用されたものの敗戦投手となった試合もあり打者を圧倒するピッチングまでは披露できませんでした。
その反省もあってかこのオフは怪我をしない身体作りを目指し、体重も現時点で2kgほど増量して臨んでいるようです。
ソフトバンクでも1年目こそフル稼働したものの以降は故障も多かっただけに、まずはシーズンを通して一軍で投げられるようコンディションを整えて欲しいです。
またこのキャンプではマウンドの後方から勢いをつけて投げるような練習も目立ちます。
これは左足が曲がりすぎる点を改善し勢いよく踏み出せるような取り組みのようです。
今季は課題改善の取り組みによりまた勝ちパターン定着への期待がかかります。
更に甲斐野投手自身は平良海馬投手の起用が決まっている守護神の座も狙っています。
余程の事がない限りは開幕から平良投手のクローザー起用は揺るがないと思いますが不振に陥るケースもありますし、3連投を防ぐために代役クローザーが必要なケースもあります。
また平良投手は来年はまた先発起用となる可能性もあるだけでなくMLB挑戦も明言しているだけに、新たなクローザー候補の台頭も望まれます。
それだけに甲斐野投手には8回だけでなく9回も安心して任せられるようなピッチングを続けて欲しいところです。

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