エース候補
リリーフとして初の開幕一軍入りを果たした4年目の羽田慎之介投手ですが苦しい投球が目立ちます。
開幕カードでの今季初登坂は死球を与えたものの無失点に抑えました。
しかし3日の楽天戦では1点リードで登板したものの一死も奪えず3点を失い敗戦投手となり、15日のオリックス戦では1点ビハインドで登板し致命的な1点を奪われました。
左から150キロ超を連発するなど投げているボール自体は一軍レベルでも簡単には打てないと思います。
しかし開幕から4試合連続で四死球を記録するなど課題の制球を乱して崩れるケースが目立ちます。
それでも20日のソフトバンク戦では三者凡退に抑えると、23日のロッテ戦では連打を浴びたものの併殺で切り抜けました。
この2試合では四球を与えなかったのが良かったと思いますし、球速も自己最速を更新する158km/hを記録しています。
スケール感の大きい投手ですし球団としても将来的には先発として期待しています。
西口文也監督も来年以降だけでなく今季中の先発起用も示唆していました。
ただしローテーション投手として投げていくためには制球面だけでなくフィールディングなど改善すべき点は多いと思います。
そのためまずはリリーフとして短いイニングを抑えられるよう経験を積んでいき、その上で徐々に長いイニングを投げていく事になるのではと思います。
羽田投手は投げているボール自体は一級品ですし球界を代表する投手になれる素質を秘めていると思っています。
それだけにまずは与えられた登板機会をしっかりと抑えて先発のチャンスを得るための足がかりを掴んでいきたいところです。

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