勝ちパターン起用
30日の楽天戦では1点リードの7回に山田陽翔投手が起用されました。
リードした展開では初めての登板となりましたが無失点に抑えホールドを記録しています。
3年目の山田投手はキャンプからアピールを続け開幕一軍の座を掴み取りました。
リリーフとしてビハインドの場面で起用されソフトバンク戦では満塁のピンチを招いた試合がありましたが無失点を継続していました。
そして25日のオリックス戦では同点の10回に佐藤隼輔投手がピンチを招いた場面でブルペンで用意していたのは山田投手でしたし、27日の同カードでは同点で起用され初ホールドを記録していました。
首脳陣からの期待が高まっているのが伺えますし、それが30日の勝ちパターン起用に繋がったと思います。
リリーフとしては球速がそれほど無く三振を奪えるタイプではありません。
しかし7回1/3で四球は1個のみと制球が安定しているのが好成績に結びついていると思いますし、ツーシームやカットボールなどの変化球も有効に使えています。
そして何よりも一軍経験は浅いにも拘らすピンチでも動じないメンタル面の強さもあるように思えます。
これは甲子園という大舞台を何度も経験している事が影響しているのかもしれません。
今年もチームはまだリリーフ陣に不安定さが残るだけに、今後も与えられた登板機会をしっかりと抑えて勝ちパターンに定着して欲しいです。
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