長打力不足
今季は4月末時点で貯金2と上々のスタートを切りましたが広池球団本部長は想定していたよりも得点力が上がっていないとコメントしていました。
昨年よりもヒットは出ているものの得点はリーグワーストタイとなっています。
チャンスは作るもののあと1本が出ず得点機を逃すケースが目立ちます。
そして何よりもチーム本塁打がリーグワーストの7本という長打力不足も大きく影響しています。
現時点で本塁打を2本以上打っている選手はおらず、チーム60本塁打に終わった昨年よりも更に少ないペースとなっています。
長打力不足改善のためには新外国人選手やトレードなどによる補強も考えられます。
しかしいきなり本塁打を量産できるような選手の獲得は難しいためまずは現有戦力からの台頭が求められそうです。
まずはファーム調整中のセデーニョ選手の復調が待たれます。
打率1割台に低迷していましたが二軍では2試合連続本塁打を放つなど状態は上がってきていそうです。
セデーニョ選手自身は自信を取り戻すこと、ゲームを楽しむことを重視したいとコメントしていたため新天地で重圧を感じていた部分もあるのかもしれません。
昨年までを知る辻竜太郎コーチの存在も大きいと思いますので再び4番を任せられるような状態に仕上げて戻ってきて欲しいです。
また渡部健人選手も二軍で2試合連続猛打賞を記録するなど好調です。
打撃フォームの改造に手応えを感じているようですので今季こそ殻を破りたいところです。
更に二軍では仲三河優太選手も長打力をアピールしています。
しかしまだ経験が不足しているため支配下登録のためには更に継続して結果を残す事が求められそうです。
ただしここまで名前を挙げた選手達は守備に不安な部分があり、更にファーストはネビン選手が攻守で存在感を見せています。
指名打者としての起用が中心となる可能性が高いため一軍でのスタメン出場のためには中村剛也選手、栗山巧選手とのポジション争いを制する必要がありそうです。
他にも村田怜音選手、林冠臣選手、ガルシア選手など長打力が魅力の楽しみな若手も控えています。
直近だけでなく数年先を見据えても試合の流れを変えるような一発を期待できる選手の台頭が待たれるところです。

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