黄金ルーキー
14日のソフトバンク戦で渡部聖弥選手がプロ初本塁打を放ちました。
なかなか打球に角度がつかず108打席目での待望の一発となりました。
近年の即戦力ルーキーも本塁打を放っていますが1年目は3本程度に終わっており、1年目から二桁本塁打に到達したのは2003年の後藤武敏選手まで遡るでしょうか。
渡部選手も大学通算9本塁打を放つなど長打力を持ち合わせています。
ただし現時点では中距離打者タイプであり将来的には二桁本塁打も十分狙えそうですが、まずは今年は本塁打を意識しすぎない方が良いのではと思います。
また渡部選手は故障での離脱期間がありましたが14日時点で再び規定打席に到達し、打率.333でリーグ2位となりました。
ライオンズのルーキーでの規定打席到達、シーズン100安打は2017年の源田壮亮選手以来となります。
更に規定打席に到達して打率3割は1986年の清原和博選手以来となるのではと思います。
ただし4月までは打率4割を超えていた渡部選手ですが5月は打率1割台に落ち込んでいます。
猛打賞やマルチヒットを放つ試合もありますがノーヒットに終わる試合が増えています。
仁志敏久コーチは弱点が無い選手と評していますが目立った結果を残してきた事で他球団からのマークも厳しくなってきているかもしれません。
更に1年間プレーを続けるのは初めての経験のため夏場の連戦に差し掛かる頃には疲労も溜まってくる可能性もあります。
それでも潜在能力は高く練習にも熱心に取り組んでいるようですのでこのまま新人王争いに加われるような成績を残して欲しいですし、長くチームの中軸として活躍できるような選手になってくれる事を期待しています。

↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク