MLB挑戦
20日の巨人戦に先発した高橋光成投手は6回2失点ながらも敗戦投手となりました。
直近4試合は2失点以下に抑えながらも1ヶ月以上勝ち星から見放されており、今井達也投手、隅田知一郎投手が6勝、渡邉勇太朗投手、菅井信也投手が5勝を挙げる中で今季もまだ2勝に留まっています。
試合を作りながらも勝ちがつかないのはもちろん打線の援護不足も大いにあります。
ただし高橋投手自身の投球自体にも物足りなさを感じます。
粘りの投球を見せてはいるもののWHIP1.32とランナーを背負うケースも多く、更に被打率も.260と高いため要所で痛打を浴びるケースも目立ちます。
実際に巨人戦でも同点の二死無走者から連打を浴びて決勝点を奪われてしまいました。
エースと呼ばれていた一昨年も簡単に先制を許すケースもありました。
それでもWHIP1.10、被打率.212と相手を圧倒する投球を披露できていました。
未勝利に終わった昨年よりは良くはなってきているもののまだ本来のピッチングを取り戻せていないように思えます。
高橋投手は以前からMLB挑戦を訴えており、本来は国内FA権を獲得した今オフはポスティングでの移籍が既定路線ではあります。
しかし現状ではMLB球団は今井達也投手などを高く評価しているため高橋投手が良い契約を結べるかは微妙ですし、マイナー契約となる可能性もあり得るのではと思います。
その場合は海外FA権を獲得する来年まで待つ可能性もあるかもしれません。
とは言え高橋投手は1年でも早く挑戦したいと思いますので、残りのシーズンではMLB挑戦を勝ち取れるようなピッチングを取り戻して欲しいところです。

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