2年目右腕
一昨年ドラフト4位で指名された成田晴風投手は当初はあまり注目された選手ではありませんでした。
それでも三軍で実戦デビューを飾ると150キロ台を連発する衝撃的な投球を披露しました。
リリーフとして4試合に登板し許したランナーは四球1個のみで、更に三者連続三振に奪った試合もありました。
しかしファンからの期待が高まったところで首の手術を受け長期離脱となってしまいました。
終盤に三軍で復帰したものの大量失点し、フェニックスリーグでも失点を重ねるなど離脱前のピッチングを取り戻せていませんでした。
今季も開幕当初は三軍戦初登板で失点するなど不安定な投球が続きました。
少しずつ状態を上げてはきたものの三振を奪えないなどまだ物足りなさが残りました。
それでも21日の試合では2イニングをパーフェクトに抑えました。
特にストレート、スライダー、フォークとさまざまな球種で三振を奪えたのも良かったと思います。
また最速は140キロ台後半ながらもストレート中心の投球で抑え込めているようでした。
今季の高卒ルーキーでは篠原響投手が二軍で結果を残すなど注目されています。
対して成田投手もストレートの球威という点では引けを取らないと思っています。
それだけにまずは昨年の良い状態に戻すだけでなく更にレベルアップを図って欲しいですし、先発とリリーフどちらで育成するかは不明ですがスケール感の大きな投手に成長してくれる事を期待しています。
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