ローテ争い
今季もチームを牽引している投手陣ですが先発は防御率2.23と特に安定しています。
7人の投手で休養を挟みながらローテーションを回している事が良い効果を生んでいるように思えます。
今井達也投手、隅田知一郎投手は開幕からローテの軸として安定した投球を続けています。
更に序盤は不安定だった渡邉勇太朗投手も安定感を増しています。
一方で高橋光成投手は試合は作りながらも相手を圧倒する投球はできず、武内夏暉投手もまだ昨年の状態までは戻せていません。
菅井信也投手は5勝を挙げているものの制球面の課題から十分な信頼は勝ち取れていませんし、與座海人投手も大量失点した試合もありました。
まだ不安要素がある事に加えこれから暑さが本格化する夏場は連戦が続きます。
故障や不振に陥る投手も出てくる可能性があるだけにローテ争いに加わる投手の台頭が待たれます。
開幕直後に先発を経験した上田大河投手は内容にまだ物足りなさを感じます。
そのためまずはじっくりとファームで球威アップなどに取り組んだ方が良いように思えます。
実績のある松本航投手は故障のため出遅れファーム調整が続いています。
ただし直近の試合では内容も悪くなったため継続して好投を見せられれば一軍の登板機会も巡ってくるかもしれません。
同じく出遅れたボー投手も二軍では試合を作れていますが、スタミナ面に課題は残ります。
青山美夏人投手はまだ三軍調整が続いていますし、上間永遠投手は離脱期間があったため支配下登録に向けては更なるアピールが求められます。
現時点では決め手に欠く投手が多い状況です。
それでも残りのシーズンも優勝争いに食らいついていくためにも、若手投手も含めた先発投手の台頭に期待したいところです。

↑ポチッとして頂けると嬉しいです
スポンサードリンク