収穫と課題
高卒4年目を迎えた羽田慎之介投手、黒田将矢投手は開幕一軍入りを果たし、菅井信也投手も開幕から一軍で先発起用されました。
支配下登録された昨年は1勝に終わった菅井投手ですが今季は試合を作り前半戦で5勝を挙げました。
しかし無駄な四球からの失点もあり制球面には課題が残ります。
更に後半戦は失速したためシーズンを通して安定した投球を続けるにはスタミナ面の強化も求められそうです。
リリーフ起用となった羽田投手は日本人左腕最速となる160km/hを記録しました。
しかしこちらも制球面の不安もあり痛打を浴びるケースも目立ちました。
また肘の故障で抹消されてからは登板が無く、来季以降の先発起用に向けても不安が残ります。
初の一軍登板を果たした黒田投手は一軍でも三振を奪えており直球とフォークが通用することを示せました。
ただし一軍では精神的な余裕が無かったこともあり結果を残せませんでした。
それでも自身を客観的に見られるようになってきたとのことで、一軍に慣れてくると本来の力を発揮できるかもしれません。
今年のドラフトでは大学に進学した同学年の選手たちがプロ入りしてきます。
その投手たちと比べても菅井投手、羽田投手、黒田投手共に今年上位指名されてもおかしくない力は持っていると思います。
しかしまだ一軍で十分な結果を残せているわけではないだけに、来季は大卒ルーキーたちに負けないよう飛躍の年として欲しいところです。
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