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指名公言


近年はドラフトでの競合を減らすことを目的として1位指名選手を事前に公言するケースが増えています。

ライオンズの過去5年を振り返ると2020年は公言せず早大の早川投手を指名しました。
しかし4球団の競合の末に抽選を外し、渡部健人選手を指名しています。

2021年からは3年連続で指名を公言しました。
2021年は隅田知一郎投手の指名を公言したものの結果的に4球団が競合しましたが、見事に抽選を引き当てました。

2022年は蛭間拓哉選手の指名を公言し一本釣りに成功しました。
なお目玉不在と言われたこの年は9球団が指名を公言し、うち7球団が単独指名という異例の年となっています。

2023年は武内夏暉投手の指名を公言しました。
同じく公言したソフトバンク、公言の無かったヤクルトと競合しましたが抽選を引き当てています。

2024年は公言せずに明大の宗山選手を指名しましたが、6球団の競合の末に抽選を外してしまいました。
なお宗山選手に加え金丸投手という超目玉がいたこの年は広島のみが事前公言を行なっていました。

振り返ると目玉選手の指名公言はやはり競合球団を減らす効果があまり見られません。
そのため今年は創価大の立石選手を指名する場合は公言をせず、それ以外の選手の場合は他球団の状況を見ながら公言する可能性があるのではと思います。

例年ドラフトの2週間から10日前頃から公言する球団が出てくるためこれから各球団の駆け引きが本格化しそうですし、その中でどの球団が指名を公言するのか注目したいです。


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