先発争い
昨年は故障で出遅れ不本意な成績に終わった松本航投手ですが、今季は今井達也投手が移籍したことで先発候補として期待されました。
しかしキャンプからアピールできず開幕を二軍で迎えると、ファームでも不安定な投球が目立ちました。
先発で起用されながらも打たれ出すと止まらなくなり、登板ごとに1イニングで8失点、6失点、4失点というビッグイニングを作られてしまっていました。
その状況の中で先月23日にはリリーフとして起用されると、ほとんど直球という配球で3イニングを無失点に抑えました。
更に次の登板も2イニングをやはり直球中心に投げており、手薄になったロングリリーフ候補として調整しているのではという見方もありました。
しかし10日には調整登板だった武内夏暉投手の後を受け2番手として登板すると、5回1/3を投げ8三振を奪いました。
イニング途中での降板は疲労が見えたのか予定の球数があったのかは分かりませんが、いずれにせよやはりリリーフではなく先発として長いイニングを投げさせる起用を見据えているのではと思います。
あくまでも推測ですが生命線である直球に不調の要因があると捉え、それを磨き直すために直球中心の配球となっているのかもしれません。
その中で直近3試合はイニング数を上回る三振を奪えているのは収穫だと思います。
そしてこの推測が正しければ今後は先発として変化球の割合も増やしつつ長いイニングを投げて調整を行うのかもしれません。
開幕時点では手薄だった先発陣ですが支配下登録された佐藤爽投手が好投を見せ、ワイナンス投手も一軍登板間近です。
またやや不安定だった菅井信也投手も2連勝と状態を上げてくるなど、先発の層は厚くなりつつあります。
それでもシーズンを戦い抜くには更に先発の頭数が必要ですし松本投手は二桁勝利を挙げた実績もあるだけに、ここから更に状態を上げて先発争いに加わって欲しいところです。
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