隙の無い野球
7日の中日戦では延長11回裏二死満塁のピンチで上田大河投手が牽制で一塁ランナーを刺すピックオフプレーが飛び出しました、
結果として12回表に長谷川信哉選手の決勝弾などで3点を奪い勝利を手にしています。
昨年も阪神戦で3点リードながらも一死満塁のピンチで山田陽翔投手がピックオフプレーを決めました。
満塁から一塁ランナーを刺すというなかなか見られないビッグプレーが2年連続で飛び出すこととなりました。
もちろん昨年のプレーがあるにも関わらず注意を怠った中日側のミスもあります。
ただし昨年とは異なり仮にファーストへの送球が逸れてしまうとサヨナラ負けとなる状況でした。
その中で柘植世那選手がランナーのリードが大きいのを見逃さず、更に上田投手、ネビン選手もミスなく牽制を決められた本当に素晴らしいプレーでした。
黒田コーチによるとシーズン中はピックオフプレーの練習は行なっておらず、キャンプやオールスター期間中のみ行なっているようです。
それだけにシーズンに1回あるかないかのプレーのためにキャンプからしっかり準備してシーズンに備えてきたことが伺えます。
また6日の試合では隅田知一郎投手がノーサインでセーフティスクイズを決めました。
隅田投手のバント自体素晴らしかったですが、ノーサインでもしっかりホームに帰ってきた長谷川信哉選手の状況判断も素晴らしかったです。
交流戦では走塁時のミスで懲罰交代もあった長谷川選手ですが、集中して大きな追加点をもぎ取ることに貢献してくれました。
熊代コーチによると鳥越ヘッドが中心となり意識付けを行なってきたことで、昨年口を酸っぱくしていってきた凡事徹底を今年はほとんど口にしていないほど選手の意識が高くなっているようです。
交流戦に入り苦しい戦いが続きながらも勝ちを増やせているには、相手の隙を見逃さない堅実な野球ができているのも大きな要因だと思います。
黄金期は投打共に素晴らしい選手が揃っていましたが、その選手たちが勝つために必要なプレーを自ら判断し実践していたことが強さの秘訣でした。
今年はまだそのレベルには達していないとはいえ確実にチーム力はアップしているだけに、今後も隙の無い野球を続けてシーズンの最後まで優勝争いに絡んでいきたいところです。
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