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育成1位:赤上優人投手


東北公益文化大学から初の指名選手となりました。
大学1年から投手転向したため経験は浅いもののMAX153km/hで大学通算162イニングで210奪三振という非常に高い奪三振率を誇っており、秋のリーグ戦では最多勝も獲得するなど実績を残しています。

ただし制球難という明確な課題があり101四死球も記録しています。
逆に言えば多少アバウトでもゾーンに投げられるくらいになれば球威で勝負できると思いますので、三軍育成に期待したいところです。

育成2位:長谷川信哉選手


名門敦賀気比高校で2年時に投手から野手に転向し4番を打った主砲です。
三拍子揃った右打ちの外野手との事ですがサードを守った経験もあるとの事で、ポジションは適性を見ながらの育成になるでしょうか。
若手野手育成に定評のある田辺三軍コーチの下でどのように成長するのか楽しみです。

育成3位:宮本ジョセフ拳選手


ハーフならではの高い身体能力を持つ右打の外野手です。
50mを5.9で走る俊足に加え大学通算20本塁打を放つパワーもあるようです。
また非常に明るい性格との事ですのでチームにもすぐ溶け込んでくれそうです。

大学では4年間2部リーグだったためまずはプロのスピードに慣れるところからだとは思いますが、ホームランの半数以上は先頭打者ホームランという1番打者向きの選手ですので、支配下ドラフト4位の若林選手と高いレベルで将来のリードオフマン争いをして欲しいです。

育成4位:豆田泰志投手


地元浦和実業のエース右腕です。
MAX147km/hのストレートは威力十分で甲子園での合同練習会では打者7人から5奪三振を奪っており、新型コロナの影響で各大会が行われなかった中でも順調に成長していそうです。
素材型で課題も多いですが地元出身として期待しているファンも多いと思いますので、将来のライオンズ投手陣を支えるような選手に育って欲しいです。

育成5位:水上由伸投手


四国学院大時代には2年春に外野手として首位打者を獲得した後に投手に転向し、3年秋にはいきなり最多勝を獲得した異色の選手です。
投手経験は浅いため150km/hを記録する反面、変化球の精度などに課題があるようです。
状況によっては野手転向みあるかもしれませんがまずは投手として育成されると思いますが、投手歴が浅いだけに逆にどれだけスケールの大きい投手に成長してくれるのか楽しみです。

感想


支配下ドラフトに続いて個性派揃いの非常に面白い指名だったと思います。
明確な課題はあるものの身体能力が高い選手が多く、集中的に課題克服に取り組む事で大化けする可能性を秘めていると思います。
それだけに更に本格化する三軍制がどれだけ機能するのかが重要になりそうです。


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