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中村選手の不振


打撃陣の不調に苦しんだ2020年のライオンズですがサードも固定できませんでした。

昨年打点王を獲得し30本塁打にキャリアハイの打率も記録した中村選手が、死球の影響もあり不振に陥ってしまったのが響きました。
さらに本来であれば2年目の佐藤選手にその穴埋めを期待したいところでしたが、不祥事により無期限の対外試合出場禁止処分となった事も痛かったです。

スパンジェンバーグ選手をサードに固定しても良かったのではとも思いますが、秋山選手が抜けた外野も固定できなかったために、守備に不安のあるレフト中心での起用となりました。
そのため緊急手段的に山川選手がサードで出場する事もありました。

終盤では呉選手もサードでスタメン起用されるようになりましたが、ヒットが出るようになるまで時間がかかってしまい、最後までサードを固定できずに終わってしまいました。

来シーズンのサード起用


来シーズンもまずは中村選手の起用が基本線になると思います。
今年は同学年の栗山選手がチームトップクラスの活躍を見せてくれましたし、中村選手も故障が癒えればまだまだ打棒を発揮してくれると期待しています。

中村選手の休養や不調時にはスパンジェンバーグ選手が第一候補になりますが、シーズン終盤に飛躍の兆しを見せてくれた呉選手山野辺選手にも期待したいです。
呉選手は契約更改時にレギュラー獲得を諦めていないとコメントしていますし、一時期ラッキーボーイ的な活躍を見せてくれた山野辺選手も打撃面で成長しており来シーズンはさらに活躍してくれるのではないでしょうか。

新人の渡部選手タイシンガーブランドン大河選手はそれほどレベルの高くないリーグ出身という事で、いきなりバリバリ即戦力という期待はしない方が良いかもしれません。
ただし昨年の佐藤選手のように守備面で安定していれば早い段階から出場機会を得られるのではないでしょうか。


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