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NPBとMLBの文化の違い


2000年シーズンはトニー・フェルナンデス選手レジー・ジェファーソン選手という現役メジャーリーガーを獲得しました。
フェルナンデス選手はメジャー通算2240安打の好打者で、38歳という年齢からくる守備難はあったものの、リーグ4位の打率を残すなど期待通りの成績を残しました。
年齢の事もあり1年で自由契約となりましたが、敬虔なクリスチャンの人格者でありチーム内からの人望も厚かった選手でした。
一方でノックでわざとトンネルしたり、落ちていたハンマーを見つけて振り回したりするなど、奇行とも見えるような独自の練習法を披露していたのが印象的でした。

メジャー通算3割のジェファーソン選手は左投手に弱いなどの弱点がありなかなか結果を残せませんでしたが、少しずつ日本の野球に慣れていきます。
しかしシーズン中盤の試合中に守備でミスをした直後に交代を命じられましたが、MLBでは選手への侮辱に値する交代であったためジェファーソン選手が激怒してしまいます。
すると首脳陣を批判したと2軍降格を命じられましたが、ジェファーソン選手はこの状態ではチームに迷惑をかけるとコメントして自ら退団を選択し、そのまま引退となってしまいました。

リーグ優勝を争っていたチームですがこれでムードが悪くなったのか急激に調子を落とし、結局優勝を逃し2位に終わったシーズンでした。

NPBに来る外国人選手はメジャーのプライドを持ちすぎていたり日本の野球への適合を拒否したりするとなかなか結果を残す事はできないですが、逆に日本の球団もMLBとの文化や風習の違いを理解し、ある程度は尊重する必要もあると考えさせられた出来事として今でも強く印象に残っています。


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