勝ちパターン
不安な先発投手に比べリリーフは昨シーズン大幅に改善されました。
特に森脇亮介投手、平良海馬投手、増田達至投手の勝ちパターンは抜群の安定感を誇っており、今シーズンも6回までにリードしていれば勝利する確率はかなり高くなると思います。
強いて言えば増田投手は勤続疲労が投球に影響しないかが懸念でしょうか。
また平良投手と森脇投手は1シーズン主力として投げたのは昨年が初めてのため継続して結果を残せるかが気になるところですが、高い意識を持ってトレーニングを行なっているようですので心配は不要かもしれません。
昨シーズン後半は勝ちパターンの負荷が高くなったため、2年目の宮川哲投手とギャレット投手がどれだけ安定感を増せるかがポイントになるのでとは思います。
宮川投手はルーキーながらもピンチの場面での登板が多く信頼を勝ち取っていましたが、不調の時はコントロールが安定しなくなるため、その頻度を減らせば7、8回で起用されるケースも出てくるかもしれません。
ギャレット投手はシーズン当初は勝ちパターンだったものも中盤は調子を大きく落とした時期があったため、今シーズンは好調を維持して欲しいところです。
また昨シーズンは主に敗戦処理での登板が多かった田村伊知郎投手ですが、黙々と役割を果たして自信をつけたようですので、今シーズンは更に重要な役割を任せられるようになって欲しいです。
リリーフ左腕
昨シーズンはリリーフで機能していた左腕は小川龍也投手のみでしたが、オフに肘の手術を行なったため開幕までにどの程度の状態が気になるところです。
昨シーズン故障で離脱した佐野泰雄投手はワンポイントやロングリリーフなど便利屋としても期待したいところですが、やはり故障の状態が気がかりです。
現時点で両投手に続くリリーフ左腕の候補の名前はすぐに出てこない状態です。
武隈祥太投手は3年連続で結果を残せていないため、今年は背水の陣になると思います。
ルーキーの佐々木健投手とトレード移籍してきた吉川光夫投手も状況によってはリリーフ起用される可能性があります。
また新外国人のダーモディ投手は先発で結果が出ない場合はリリーフに回るかもしれません。
若手投手
中塚俊太投手は期待されながらも結果を出せておらず崖っぷちの立場ですが、昨年は1軍でも通用する可能性は見えたため、制球が安定できればまずは昨年の田村投手のような起用法からチャンスを与えられるかもしれません。
4年目の伊藤翔投手は成績が右肩下がりになってきていますが、ルーキー時代の思い切りの良い投球を取り戻してまずはリリーフから結果を残して欲しいです。
個人的には2年目の松岡洸希投手にも期待しています。
昨年はファームでも結果を残せませんでしたが、投手経験は浅く独立リーグでもシーズン途中で飛躍的に成長したようですので、何かきっかけを掴めれば一気に1軍リリーフの座を勝ち取ってくれるのではと思っています。

にほんブログ村
スポンサードリンク