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メジャー55勝


2006年オフに松坂大輔投手がポスティングを行使し5111万1111ドル11セントという破格の入札金でMLBのレッドソックスに移籍しました。
そして松坂投手の穴を埋めるために獲得したのがジェイソン・ジョンソン投手でした。
MLBで2度の二桁勝利を記録するなど通算55勝の現役メジャーリーガーで、3億5千万円とも言われた破格の年俸は松坂投手の移籍金から捻出されました。

高身長から投げ下ろす直球と多彩な変化球でローテーションの軸として期待されましたが、4月に右肘痛で一時帰国してしまいます。
その後交流戦で復帰したものの不安定な投球内容が続き、結局シーズン1勝止まりと大きく期待を裏切り1年限りで退団となってしまいました。

ジョンソン投手は糖尿病を患っており、腰にインシュリンを投与する機械を装着してマウンドに上がっていました。
MLB時代には打球が機械を直撃するというアクシデントがあり、ライオンズ時代も練習中に低血糖で倒れあわやという事もありました。
そのハンデを乗り越えてMLBで実績を残していたため、日本でも活躍を見せて欲しかった選手だっただけにとても残念でした。

ただし来日前年は3チームで計3勝12敗と低迷していた事もあり、現役メジャーリーガーと言えども必ずしも結果を残せる訳ではないと再認識した年となりました。
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