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秘打炸裂


東尾監督として初のリーグ優勝を果たして臨んだ日本シリーズ第2戦です。

初戦は西口文也投手石井一久投手の投げ合いに敗れましたが、この試合はスワローズ先発の田畑投手を攻略し初回で5点のリードを奪いました。
しかしスワローズもコツコツと点を返し、ライオンズ1点リードで迎えた6回表スワローズの攻撃では1死満塁にチャンスを迎えると、この年の本塁打王ホージー選手が打席に入ります。

この場面で杉山賢人投手が投じた一球にホージー選手はバットを止めたものの、ボールがグリップエンドに当たってピッチャー前に転がり、結果的にセーフティスクイズと同じ形となってスワローズに同点に追いつかれてしまいました。
ボールがグリップエンドに当たった瞬間、打席のホージー選手も含めた全選手が虚を突かれて一瞬身動きが取れない状態となりましたが、サードランナーの宮本選手だけは迷わずにホームに向かって走っており、この集中力に高さが産んだ同点劇と言えるのではないかと思います。

この試合は最終的にライオンズがサヨナラ勝ちしましたがその記憶はあまり無いにも関わらず、ホージー選手の打席のシーンは今でも鮮明に思い出せる程インパクトの強いシーンでした。

またこの年は結局名将野村監督の術中にはまって日本一を逃し、翌年もリーグ連覇を果たしたものの38年振りの優勝を果たしたベイスターズの勢いに飲まれてしまい、東尾監督時代は日本一の経験は無しで終わってしまいました。


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