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10年振りの快挙なるか


若林楽人選手が10年振りとなる新人外野手の開幕スタメンを目指すという記事がありました。

10年前の2011年に9番ライトで開幕スタメン出場を果たしたのが秋山翔吾選手です。
球団の新人外野手としては岡村隆則選手以来30年振りの快挙だったようです。
開幕戦ではノーヒットだったものの2戦目で12球団の新人野手の中で最速となる初安打を放っています。
結局ルーキーイヤーは底打率に終わってしまいましたが、球団でも指折りの練習量で後に稀代のヒットメイカーに成長しました。

2013年には金子侑司選手が7番ライトで出場し、開幕戦で初ヒットを記録しています。
しかしこの時の金子選手は内野手登録であり慣れない外野守備ではミスを犯してしまいました。

逆に現2軍コーチの佐藤友亮選手は外野手登録ながらも2001年の開幕戦では2番セカンドとして先発出場を果たしました。
辻発彦選手の退団から高木浩之選手の台頭までの間はセカンドのレギュラーを固定できなかったため、クレバーな佐藤選手に白羽の矢が立った形でした。
開幕戦では初回にいきなりヒットを放ち、これが21世紀のNPB初ヒットとなりました。

外野手は守備走塁面が安定していれば起用の機会が増えますし、若林選手にも開幕スタメンのチャンスは充分にあると思います。
しかしライバルとなる岸潤一郎選手鈴木将平選手なども紅白戦や練習試合で結果を残しており激しい争いになると思いますので、若林選手も打撃面でどれだけアピールできるかが鍵となるでしょうか。

他ポジションの開幕スタメン野手


古くは石毛宏典選手がショートとして開幕スタメン出場を果たすと、そのままレギュラーに定着して新人王を獲得しました。

2006年には炭谷銀仁朗選手が捕手として開幕スタメン出場を果たしました。
高卒新人捕手としてはNPB全体でも51年振りという快挙であり、更に開幕投手を務めた涌井投手との10代開幕バッテリーとして注目を浴びました。
この試合では2リーグ制以降4人目となる高卒新人野手の開幕戦ヒットを記録するなどの活躍を見せ、見事に開幕戦勝利に貢献しています。

そして2017年には源田壮亮選手が石毛選手以来となるショートでスタメン出場しました。
抜群の守備力に加え不安視された打撃面でも結果を残し、全試合フルイニング出場を果たして見事に新人王を獲得しています。


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