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緊急登板


先発は村田勝喜投手でしたが先頭から2者連続でヒットを打たれたところで腰痛を訴えてわずか4球で降板してしまいました。


この緊急事態に2番手として登板したのが鹿取義隆投手です。
ブルペンで3球投げれば肩ができると言われていた鹿取投手ですが、さすがにまだ準備ができておらずヒットと内野ゴロの間に1点を先制されてしまいました。
しかし2回以降は立ち直りファイターズ打線を完璧に抑えていきます。

打線は3回に同点に追いつき試合は膠着状態となりますが、ついに9回表にライオンズが勝ち越し点を奪い均衡を破ります。
すると鹿取投手は9回裏もマウンドに上り、そのまま試合を締め括りました。
結果的に1回無死から9回までをわずか97球で投げ切り、許したヒットは初回の1本のみという完璧な内容で勝利投手となっています。

この試合の時点で37歳のベテランかつプロ生活ではほとんどリリーフ一筋だったため、イニング毎に流石にそろそろ交代だろうと思っていましたが、あれよあれよという間に抑え続けていく姿にとても驚いた記憶があります。
まさに鉄腕と呼ぶにふさわしい投手だと改めて認識した試合でした。

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